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The Atragene World

Atrageneや,viornaグループの種子の発根発芽育苗方法や挿し木や接木などの栄養繁殖法についてレポートします。また、山野草、クリスマスローズ等についても紹介します。

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ネマトダーに罹病したコミヤマハンショウヅルのネマトダーフリー化! 

これは、皆さんがご存知のことではありますが、Atrageneの根は細根性であり、蒸し暑さには特に弱い様です。
筆者は東京の蒸し暑いい地域において蝦夷砂などの多孔質の用土とスリット鉢の併用によって何とかAtrageneの品種の維持を図ってます。しかし、しばしば、ネマトダーの感染による根のダメージは品種の維持に致命的な打撃を与えることがあります。

ネマトダーに罹病した株をネマトダーフリーにする方法としては次の方法があります。

・ネマトリン等の殺ネマトダー剤で処理する方法

・挿し木による方法

・接木による方法

・生長点培養等のin vitroによる方法

一番目の方法は適切な使用量の決定が難しく、過剰な薬剤を使用するとしばしば株を死滅させてしまう危険性があります。また、最近は薬剤耐性のものも見られ確実な方法ではありません。

2番目の方法は発根剤のオキシベロンの使用により可能であり、blog友達のMさんは昨年、高率で挿し木に成功され、貴重なコミヤマハンショウヅルの挿し木苗を送ってくださいました。しかし、残念なことに、筆者は今まで、コミヤマハンショウヅルで挿し木を試みたことがありません。しかし、今年市販されているコミヤマハンショウヅルを見つけしかも20数株入手しましたので、近いうちに是非試みてみたいと思っています。

3番目の方法は今回紹介する方法です。

4番目の方法は筆者の得意とする分野ですが、可也の設備を必要とするため現在は行っていません。

gffauriei1309200901.jpg

画像はボタンヅル(C.apifolia)の台木にネマトダーに罹病したコミヤマハンショウヅル(C.fauriei Japan)より採取した休眠芽を芽継ぎしたものです。
手術は7/25に行いました。
新芽が伸びてきているのがお分かりいただけるでしょうか。
ボタンヅルの頂芽等の芽は手術後3週目くらいで切除して、接ぎ穂の休眠芽の生長を即しています。

graftingnemaA1309200902.jpg

こちらは同じ株を角度を変えて撮影したものです。過去の経験からAtrageneのためのボタンヅルの台木は数年に渡り落ちることなく、生長します。しかも、太くたくましくなってきます。
ボタンヅルの根は細根性ですが、雑草ゆえ、比較的丈夫なようです。箱根の芦ノ湖湖畔や大菩薩峠の山ろくなどで多数の自生を見ました。
ネマトダー今まで厄介な病害でしたが、何とかなりそうですね。
因みに根際より台木の脇芽が伸びてくることがありますが、これは発見しだい除去してください。

なお、コミヤマハンショウヅルのサンプルを快くご提供くださった新潟のA山草園さんに心よりお礼申し上げます。

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