The Atragene World
Atrageneや,viornaグループの種子の発根発芽育苗方法や挿し木や接木などの栄養繁殖法についてレポートします。また、山野草、クリスマスローズ等についても紹介します。
2013.02.25 Mon. 20:39 :edit
3年ぶりに咲き始めたdd Black dwarf (England)
東京多摩地方の今朝の気温はこの冬一番の寒波であったようで我が家の開花中のクリスマスローズの幾つかは首をうな垂れていました。その様な状況下ですが、昨日ベランダに移したdd Black dwarf(England)の蕾が開き始めていました。この株、交配親は不明ですが草丈10cm位の矮小の系統で英国直輸入の株とのこと、オークションで入手のものですが、原種ddとの交配の可能性があります。現段階での花径は2cm程です。夏の蒸し暑さが苦手のようで、購入した年に作落ちさせてしまい、回復にてまどりました。気難しい個体ですが、愛着のある花です。
入手当年自家受粉を試みたのですが、一旦、子房は膨らみかけたものの途中で成長は止まってしまい、1粒の種子も得られませんでした。オマケに作落ちしてしまい、瀕死の状態でした。
抗真菌剤や活力財で処理し、何とか株の保存は出来たのですが、中々着蕾しませんでした。
この花の花粉を用いてルーセブラック ssやdd dark grape blackと交配したF1は成長は遅いですが、数10本の苗が出来ており、楽しみにしながら育苗しています。来年当たり開花してくるものが、何株か出て欲しいと思っています。購入当年の花の一番花は上向きに咲いておりましたが、今年の花は横向きに咲いています。この形質以外は安定しているようです。

こちらは購入時の花です。
↓


入手当年自家受粉を試みたのですが、一旦、子房は膨らみかけたものの途中で成長は止まってしまい、1粒の種子も得られませんでした。オマケに作落ちしてしまい、瀕死の状態でした。
抗真菌剤や活力財で処理し、何とか株の保存は出来たのですが、中々着蕾しませんでした。
この花の花粉を用いてルーセブラック ssやdd dark grape blackと交配したF1は成長は遅いですが、数10本の苗が出来ており、楽しみにしながら育苗しています。来年当たり開花してくるものが、何株か出て欲しいと思っています。購入当年の花の一番花は上向きに咲いておりましたが、今年の花は横向きに咲いています。この形質以外は安定しているようです。


こちらは購入時の花です。
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