The Atragene World
Atrageneや,viornaグループの種子の発根発芽育苗方法や挿し木や接木などの栄養繁殖法についてレポートします。また、山野草、クリスマスローズ等についても紹介します。
2010.04.30 Fri. 09:00 :edit
Clematis macropetala 'Sialia'が咲きました。
マクロペタラの'Sialia'が強風の中、今日咲きました。
去年と同じく紫色を少し含んだ青です。
文献によれば'Sialia'はAtrageneの中では最も青い品種になっていましたが、残念ながら真の青ではありませんでした。昨年は1輪のみでしたが、今年は4個の蕾が付きました。
昨年咲いた花に自家受粉をし、4個の胚のある種子を採種し、現在3本の実生を育てておりますが、願わくはこの中よりより青い個体が出て欲しいものです。
花の色は、少し期待はずれでしたが、このAtragene,良い香りがあります。
こちらは6号ロングスリット鉢で栽培している'Sialia'の全体像です
<画像追加>
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2010.04.29 Thu. 20:34 :edit
'Cragside'自家受粉実生株、#N7が咲きました。
2007年交配のC. alpina 'Cragside'の実生株の一つ、#N7が咲きました。美しい紫色です。
来年が楽しみな株ですね。香りもあります。
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2010.04.28 Wed. 19:24 :edit
Clematis chiisanensis 'Monika'の蕾が開き始めました。
上の2枚の画像は昨年の冬にドイツのnurseryがClematis 'Dusky'の代替品として送ってきたClematis chiisanensis 'Monika'です。こちらは接木苗で2株とも蕾が付きました。
こちら2枚の画像は同じnurseryより2007年冬に輸入したC.chiisanensis 'Monika'ですが、今回送られてきたものとは似ていますが、違いますね。そもそも、C.chiisannensis'Monika'は一重の花です。こちらは八重です。また、蕾の色も違いますが、葉の感じも違います。
前にも記しましたが、むしろ、Clematis koreana 'Dusky'ですね。
画像(2009年撮影のもの)には、C.chiisanensis 'Monika'の文字が入っていますが、'Monika'ではないですね。お詫び訂正いたします。
こちらの株、昨年種子をならせたためか、今年は今のところ蕾が付いていません。
来年は是非、花が見られるよう養生させます。
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2010.04.28 Wed. 10:02 :edit
'Cragside'の自家受粉実生株#N7が咲きました。
2007年に交配し播種したC.alpina 'Cragside'の自家受粉の実生株の一つ#N7が咲きました。
美しい紫色の半八重気味の花で香りがあります。親株の花の色からは想像のつかない色ですが、’Cragside'も
花粉親が不明の品種ですので、自家受粉によって先祖の形質が出てきたのでしょう。
今年が初開花の株ですが、来年当たり株が充実したらもっと花被の数が増え、はっきりした半八重の花に変身するかもしれません。
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2010.04.27 Tue. 10:00 :edit
富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅル 'DF #6',および'DF #9'
そのうちの2株が開花したのですが、いずれも一重の花でした。この二株とも種子を生らせましたので今年は蕾が付きませんでした。実際に、この目で確認したわけではありませんので、断言できませんが、この系統のミヤマハンショウヅルは八重の固定率が高く、初花は一重の場合でも、2作、3作目で株が充実すると八重化するものが多いようです。
以下の2株の富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅルは上のものと同じところから入手したものですが、昨年、蕾が付かないで1年間養生した性もあり、初花が八重になっています。
上の2枚の画像は'DF #6'の蕾と全体像ですが、画像から八重のようですね。
こちらの2枚の画像は'DF #9'の蕾と全体像ですが、こちらも八重のようです。
花の色は咲いて見ないと分かりませんが、この品種、栽培が難しいものとのことですが、我が家ではよく出来ます。
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2010.04.26 Mon. 12:30 :edit
C.alpina 'Cragside'が咲きました。
Clematis alpina 'cragside'が咲きました。
右端のものが蝦夷砂のみで栽培しているものです。
中央と左端が有機質の用土で栽培されたものです。
3鉢とも同じ品種ですが、栽培条件の違いによって覆輪の出方に差があるようです。
こちらの画像は左端の株の花で、覆輪がはっきり出ています。
<画像追加>
こちらはピントがずれていましたので、上の花を撮りなおした物です。
こちらは右端の株の花です。花の色は濃いのですが、覆輪はハッキリしていません。
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2010.04.24 Sat. 13:36 :edit
我が家のAtragene 5
こちらはコミヤマハンショウヅルの#3です。濃い青紫色の花です。
仮雄蕊の一部が花被化しているようですが、一応、一重の花のようです。
こちらは'Cerise Double'です。咲き始めは濃いピンク系ですが、咲き進むとやさしい淡桃の花になります。
こちらはクラグサイドの自家受粉の実生ですが、蕾が開きそうで中々開きません。ここの所の寒さが影響しているのかも。
こちらはモニカですが、蕾が大分大きくなってきました。
こちらはマクロペタラのシーアリアです。この品種、青系のマクロペタラの中では最も青いことになっていますが、今年は紫色が濃いようです。開花すると紫色が薄れるのかも知れません。
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2010.04.23 Fri. 16:07 :edit
我が家のAtragene 達 4
今日小雨の中、咲いているAtrageneの一部を玄関付近に移動して撮影しました。
こちらは今回撮影したAtrageneの1部です。C.'Cerise Double'、大鉢が2株あるのですが、画像がぶれていましたので以下の個別の画像にはありません。
こちらは我が家で選抜した耐暑性の'Blue Bird'の実生株です。
面白い花形ですね。花の色は、青が際立っています。
こちらは大輪のコレアナ'Broughton Bride'です。
昨年入手のものですが、可也、丈夫のようです。
上の2枚の画像はC. alpina 'Cragside'です。同じ品種ですが、おのおの違う株なので、発色の仕方が栽培条件により微妙に異なるようです。
こちらは’Cragside'に'Ballet Blanc' SDの花粉を授粉し、育成した実生株です。
仮雄蕊が一部花被化していますので、株が熟すと半八重、或いは八重化するかもしれません。
今回初開花なので、確定的ではありませんが、'Cragside'よりも赤いようです。
こちらは'Cragside'の自家受粉の種子より育成した実生株で暗紫色の半八重のようです。
上の実生とも開花までに、種まき後、3年を要しています。これらの兄弟姉妹の実生株、まだ、未開花のものが多数あり、気の長い取り組みが必要です。
こちらは、富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅル、'DF #5'です。
段々、色が濃く発色してきました。
暗紫系の花色のようですが、最終的にはどの様な色かな。
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2010.04.22 Thu. 10:00 :edit
蝦夷砂を用いて室内で栽培している安納芋に小さな芋が出来始めていました。
今年購入した種子島産の安納芋、明るい室内に置いて置いたら芋の先端部分から芽が出てきました。
芽の出た部分を切り取り、蝦夷砂に植え、緩効性固形肥料を数粒与え、明るい室内で管理しましたところ8~10cm位の蔓が数本伸びてきました。
画像は、芋の切片から数本の芽が出ているものを撮影しています。
そこで、より大きな鉢に植え替えるため鉢を開けて見ました。
こちらは根の部分を拡大したものですが、小さい芋が出来てきているのがご理解いただけるでしょうか。
サツマイモは痩せた土地でよく育つそうですが、窒素肥料を少なめにして鉢栽培して見ようと思います。
2010.04.21 Wed. 19:46 :edit
富士山原産の矮小ミヤマハンショウヅル#5、まん丸な蕾が少し開きかけました!
2年前は一重に咲いた富士山原産のミヤマハンショウヅルですが、今年は八重に咲くようです。
こちらは、6号ロングスリットポットで栽培している株の全体像です。
3個の蕾が付いています。
こちらは花の部分のクローズアップです。
こちらは更にクローズアップしたものです。蕾は少し色付いてきたところですが、ガク片の隙間から仮雄蕊が花被化した多数の花弁が見えますね。蕾も丸々しています。どの様な色に咲くかは咲いてからのお楽しみと言ったところですが、花被数が多いと言う優秀な遺伝子を持った花であることは間違いないようです。
画像追加,4/22
蕾が段々濃い暗紫色に変わってきているようです。
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2010.04.20 Tue. 15:52 :edit
2007年交配の'Cragside' Sdlに蕾が付きました。
Atrageneは細根性のクレマチスであり、根をいためないようにロックウールを除去することは大変難しく、
未だに、ロックウールによる後遺症が残っています。
この交配では、白の半八重('Ballet Blanc' SDに酷似のもの)や、淡桃色の半八重など花粉親に似た花形の花が出ています。
こちらが今回、蕾が付いたものですが、一重の花なのか、半八重なのか、或いは八重なのかは不明ですが、
蕾の色が綺麗なように思います。苦節3年目の貴重な交配実生苗ですので、何とか良い花であって欲しいです。因みに、複葉は1回3出複葉です。
こちらは蕾が色付いてきたClematis alpina 'Cragside'です。
因みに、こちらの複葉は2回3出複葉です。
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2010.04.18 Sun. 20:02 :edit
我が家のAtragene達 3
こちらは'Frances Rivis’で別名は'Blue Giant'とも言います。
ドイツからの輸入苗で、以前からある我が家の'Frances Rivis'とは少し違うみたいです。
濃い青紫色が綺麗ですね、目が覚めるようです。
こちらは'Eximia'で別名はバレリーナインブルーといいます。
blog友達の方から頂いた株です。比較的丈夫です。
青系の花ですが、変わった色合いですね。
こちらは'Broughton Bride'で、春の花は一重に咲くことが多いようですが、夏に咲く花は八重のことが多いですね。
我が家では自家受粉の実生苗を育てています。
こちらはC.chiisanensis 'Monika'の蕾です。
こちらがドイツのnurseryがメールに添付してきた'Monika'の画像です。
蕾の上のほうにC.chiisanensis特有の突起があります。
1昨年、ドイツのnurseryに'Dusky'を注文したのですが、品切れのため代替品として'Angela's Double'を送ってきました。'Duskyを是非とも欲しいと言うことでクレームをつけたのですが、'Dusky'は性質が弱く母株を保持できなかったと言うことでした。昨年の冬に、その代替品として送られてきたのがこのC.chiisanensis 'Monika'です。
nurseryの話では'Dusky'と'Monika'は非常によく似た品種とのことです。以前、このブログで'Monika'として紹介したものには花の花梗の付いている側に突起がありませんでした。或いは、こちらがClematis chiisanensis 'Monika'ではなくC.koreana 'Dusky'なのかもしれません。同じnurseryよりの輸入品ですが、蕾の色は明らかに違うようです。
CotWの画像や、このnurseryのカタログの画像から判断すると、2007年の冬に輸入の'Monika'は'Dusky'の様です。
蕾が開いたら比較してみたいと思います。
こちらはコミヤマハンショウヅルです。複葉の形は1回3出複葉で、例外はありますが、新しい蔓が5節位伸びた先端に花をつけることが多いようです。
一方、ミヤマハンショウヅルの方ですが、こちらは2回3出複葉で、例外はありますが、休眠芽の第一節に花芽をつける傾向が多いようです。
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2010.04.17 Sat. 12:00 :edit
富士山原産の矮小ミヤマハンショウヅル#5、八重のようです!
富士山原産の矮小ミヤマハンショウヅルの#5、今年は木に勢いがリ、現在、蕾を3個付けています。
蕾はまだ十分に発色していませんが、ガク片の隙間から仮雄蕊の変形した花被の一部が見え、蕾も丸々していますので、木に十分力が付き、我が家に来て3作目で八重化したものと思われます。
私の経験では、富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅル場合は、実生の初花は一重に咲くことが多いのですが、2作、3作目より本領を発揮して八重に咲くことが多い様です。
今年入手の2.5Pものは昨年入手の株に比べて小さく開花は期待できないと思いましたが、4株の内2株に蕾が上がってきました。花は、当然、一重だと思いますが、花色の傾向はある程度、掴めるかもしれませんね。
我が家では多数の富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅルの選抜品の実生(2008年播種のもの)を育てていますが、今年開花予定のものは残念ながらありません。初開花は来春以降になると思います。
こちらは、1昨年、一重で咲いた富士山原産の矮小ミヤマハンショウヅル#5です。2008年に富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅルNo.2との交配を行い、種子を採種した為、昨年は開花しませんでした。しかし、養生の甲斐あって今年は八重に変身後の花が見られそうです。
上述の交配実生苗も元気に育っており、片方が一重ではなく、八重同士の交配になりましたので、これまた、2~3年後の結果が楽しみです。
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2010.04.17 Sat. 09:50 :edit
遅咲きのクリスマスローズ ssダークレッドパープルブロッチ
東京は昨夜から今朝に掛けて41年ぶりの遅い降雪を記録し、私の住む多摩地区では5cmほどの積雪がありました。画像のクリスマスローズは例のオリエンタリス系のdd ピンクの自家受粉よりの実生株ですが我が家では1番の遅く咲きました。暗赤紫の地に多数のブロッチを掛けた中輪のssの花です。庭では交配済みのクリスマスローズの子房が膨らんできているところです。この株、来年も遅くに咲くかどうかは不明ですが、もしそうなら遅咲きのssのダーク系もいいものです。
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2010.04.16 Fri. 11:59 :edit
Clematis alpina 'cragside'の自家受粉実生株#2の蕾
こちらがその蕾です。蕾の色は'Cragside'に比べ紫色が濃いようで、変わった色彩かもしれません。
開花の時期、や複葉の形は親株に似ています。
どの様に咲くのか蕾の状態では不明ですが、美しく咲いて欲しいものです。
因みに、こちらは同じ時期のC.alpina 'Cragside'の蕾です。
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2010.04.13 Tue. 15:27 :edit
我が家のAtragene達2
Atragene はイギリス、ドイツ、カナダ等、国内では東北、北海道、長野などの寒冷な地域でよく育つクレマチスの1グループですが、今日は蒸し暑い東京の地で鉢栽培して開花した品種を紹介します。
こちらはウィリーで丈夫な品種です。
こちらは、セリーズダブルです。咲き始めは赤紫色が濃いようですが、咲き進むと美しい淡桃色の花になります。丈夫な品種で、私のところではこの品種を交配親に使用し、暑さに強い美しい品種の作出を目指しています。
こちらはバイオレットパープルで丈夫な美しい品種です。今年はこの品種を用いていろいろ交配してみようと思います。
こちらは香りのあるシンデレラです。去年も咲きました。
比較的丈夫です。
こちらはロージィオグラディです。淡桃色の可愛い花です。
こちらは有名なバレースカートです。美しい紅桃色の花ですね。
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2010.04.12 Mon. 18:53 :edit
ガク片の肥厚したミヤマハンショウヅル#4の仮雄蕊と自家受粉
こちらは例のガク片の肥厚した道東産のミヤマハンショウヅル#4の花が開き、ガク片に比べて長い仮雄蕊の状態を撮影した画像です。この仮雄蕊、数えてみると何と、20枚近くもありました。或いは、富士山原産の矮小八重ミヤマハンショウヅルのように株が充実してくると八重化する可能性を秘めているものなのかもしれません。現段階では不明ですが、・・・・。
こちらの画像はガク片を除去し、仮雄蕊の状態にしたものです。
20枚近くある仮雄蕊を1枚ずつ除去していくと、やがて雌蕊が現れてきます。今日、一応、自家受粉を試みましたが、このミヤマハンショウヅル、雌蕊先熟の性質があるようで、花粉はまだ、十分熟していないようです。その様な訳で、葯から出ている花粉が十分でありませんので、シリカゲルで乾燥した上で、再度授粉を試みたいと思います。昨年は残念ながら、種子の採種は失敗しました。しかし、今年は交配時期が1ヶ月近く早いので、或いは、発芽可能な種子を得ることが出来るかもしれません。夏、暑くなる前に種が出来て欲しいです。
因みに、このミヤマハンショウヅル、香りがあるようです。
葯は一応、除去したはずでしたが、画像を見ると残っていますね。改めて、除去しました。
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2010.04.10 Sat. 18:52 :edit
バイオレットパープルとヤンリンドマ-ク
こちらは咲き始めのバイオレットパープルですが、濃赤紫のガク片に覆輪を掛けている美しい花で、暑さにも比較的強いようで、我が家でも良く咲いてくれます。
こちらは、'Jan Lindmark' ですが、今年は花の色が濃いようです。'Blue Bird'と共に香りがある品種ですが、確かめてみようと思います。
やっと少しずつですが、Atrageneが咲き始めました。
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2010.04.06 Tue. 17:41 :edit
道東の海岸地帯に局地的に分布しているガク片の肥厚したミヤマハンショウヅルが開花?
この花は恐らく開かず、このままの形で、最後まで維持される様に思います。
昨年気付いたことですが、これらの株は実生によって維持されていますので、ガク片が肥厚していると言う点は共通のようですが、花の形態はまちまちのようです。
こちらは鉢植えした#4の全体像です。
鉢植えでのこの株の草丈は10cm位ですが、自生地ではこの系統のものは2~3mに成るようです。
上えの2枚の画像は花のクローズアップです。
こちらはこの株の複葉ですが、2回3出複葉で私の持っている夕張岳産のや知床に近い地域産のエゾミヤマハンショウヅルのそれに似ていますね。
今年も、この系統のミヤマハンショウヅルを4月下旬から5月上旬に掛けて、数株入手する手はずになっていますので、それらがどの様に咲くのか楽しみにしているところです。
去年は失敗しましたが、願わくは、種子を採取してみたいですね。
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2010.04.04 Sun. 14:42 :edit
蕾が色付き始めたAtragene達
さて、我が家のAtragene達ですが、蕾が色付き始めました。今日は、その一部を 紹介しましょう。
こちらは例の道東産のガク片が肥厚したミヤマハンショウヅルですが、もう直ぐ咲きそうです。
4月1日の強風でゴールドクレストの鉢植えの植木が倒れ、下敷きなってしまい、葉が一部折れてしまいました。
早期交配を試み、種子の採種を考えていたのですが、・・・・・・・。
こちらは、種子交換などでお付き合いのあるカナダの著名な育種家のツボルスキーさんが作出された品種'Ballet Skirt'で、ピンク系のとても可愛い花です。
こちらはクラグサイドで、丈夫な花です。私のところでは育種の親に良く用いています。
今年もその自家受粉や他家授粉の株が咲きそうです。
こちらはブルーバードの血が入っていると思われるヤンリンドマークです。
我が家では今年、最も早く咲きそうです。
いつもより色が濃いような気もしますが、・・・・・。
最後に、こちらはバイオレットパープルです。丈夫で今年も沢山咲きそうです。
我が家では多数のAtrageneを栽培していますが、蒸し暑い東京ではこれらのうちの多くは栽培が可也難しいです。まるで、高山植物を栽培するような感じです。これらの中より耐暑性のある品種を選抜すると共に、その耐暑性の系統を用いて育種をしていきたいと思います。交配種子からの実生も多数栽培していますが、生長が遅いです。今後、これらの中より優れたものを順次紹介してまいりたいと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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