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The Atragene World
クレマチスのアトラジェン系と壷系の種子の発根発芽育苗方法についてや、挿し木や接木などの栄養繁殖法について、日々の試行錯誤の状況をレポートします。また、これらの開花状況についても画像にて紹介します。
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冷蔵庫の野菜室で低温処理中のAtrageneの種子
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 クレマチスの種播きの方法としては採り播きで、鉢に直播し、自然の寒さにあわせ、発芽を待つというのが、極一般的です。この方法は、手間もあまりかからず、手軽なのですが、時には、発芽率が低かったり、発芽までに1年余りも要するということがあるようです。

 私の所では、育苗期間を短縮するため、冷蔵庫の野菜室で、人為的に低温処理をしたり、ジベレリン処理をするなどしています。
 この処理によって、確実に種子の休眠を破ってから、鉢栽培に移しています。

 画像のものは、低温処理中のAtrageneの種子で、中には、皮剥きを待っている種子もあります。

 種子は採種後、茶漉し袋に入れて、ダコニール1000等の抗菌剤で処理した後、軽く水洗し、湿らせたテッシュに包み、ジップ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で、低温処理をしています。
 低温処理の期間は、通常1〜2ヶ月間ですが、1ヶ月経過したところで、種子の様子を見て、更に低温処理を続けるべきなのか、ここで、ジベレリンを処理すべきなのかを判断しています。

 低温処理の過程はジベレリン処理によってその全部を置き換えることが出来ません。
 Atrageneの種子の場合は、少なくても2週間の低温処理とジベレリン処理の併用が必要でした。

 市販されている農薬としてのジベレリンには、錠剤、液剤、粉剤、顆粒等がありますが、希望の濃度の溶液を調整する場合に、秤がなくても、料理用の計量スプーンや計量カップ等で調整し易いという点から、一般の人には、錠剤が適しているかもしれません。
 メスピペットやメスシリンダーや天秤がなくても、初めての方にも希望の濃度のジベレリン溶液が作れますよ。 その、調整法は、実際に処理するときに、紹介いたしましょう。

果球が甲虫の幼虫と真菌に犯され、急に褐変してしまったC.alpina 'Pink Flamingo'の自家受粉の種子、急遽ダコニール1000で殺菌して、皮剥きをして、現在低温処理していますが、真菌の殺菌には成功したみたいですよ。
 少し殺菌時間を延ばしたので、薬害が少々、心配です。
上手く発芽してくれるといいのですが・・・。

 画像は拡大できます。

花芽の上がった時期の挿し木は可能なのだろうか?
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 前のblogですでに紹介済みですが、花芽が出来る直前の冬咲きクレマチスの'Winter Belle'を用いた水挿しの試験ではIBA処理区のみに発根が認められ、しかも、発根率は3/3x100=100(%)でした。
 ルートン処理区や水だけの対照区には発根が認められませんでした。

 ここでは、植物の体内にABA等の成長抑制物質が蓄積していて、挿し木に不適な時期とされている蕾の出た時期に、不定根誘導作用が特に強いIBAの処理をした場合、発根が認められるか否かを試験して見ようと思います。

 IBAはその整剤であるオキシベロンの液剤と粉剤を用いることにいたしました。また、比較のため、対照としてルートンおよび無処理区を設けました。
 オキシベロン液剤は0.4%原液の2倍希釈で10秒間処理いたしました。
一方、粉剤の方はIBA(インドール酪酸)の原末を0.5%含んでおりますが、濡らした茎に5分間接触させました。

 ルートンはナフチルアセトアミドを0.4%含有しておりますが、こちらもオキシベロンの粉剤と同様に5分間接触させました。

 処理後は、良く挿し穂を水洗して、容器の底にイオンライトの小塊を(ゼオライト)を入れ、水で湿潤したパーライトの小粒に挿しました。

 さて、うまく発根してくるでしょうか。楽しみですね。

 発根の難しい品種、このIBA処理で上手く行くようになればいいですね。今後とも、他の品種を用いる等して、いろいろ試験をして行きます。

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オキシベロン液剤 IBA(インドール酪酸)を0.4%含有した薄茶の液体、展着剤として不明の界面活性剤を含む。 希望の濃度を調整できるが、価格は粉剤の3倍位。

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 オキシベロン粉剤、IBAを0.5%含んだ粉末。扱い易いが、処理濃度を自由に選択できない。ちょっとした工夫が必要かも。

続きもありますよ。
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Atrageneの挿し木
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 挿し穂が溶けてしまって、枯れてしまい、素人には中々難しいとされてきたAtrageneの挿し木、先のblogにて何回か紹介しておりますが、不定芽の誘導作用が特に強いIBAという植物成長調整物質の使用によって、可能になりました。今までは、Atrageneの場合、主に、若い挿し穂を使ったミニ挿し木でしたが、Atrageneの普通の挿し木に対してもIBAが有効かどうか試して見ようと思います。
 今回使用した品種は、3種類で画像に示したと通りです。
挿し穂はいずれも木化してきています。
 発根剤としては農薬のオキシベロン液剤(IBA整剤)を使用いたしました。
 この薬剤の特徴としては、高濃度で短時間処理が可能と言う優れものです。
今回は、2倍希釈で10秒間処理して見ました。
 挿し穂は、容器の底にゼオライトの小塊を数個入れた物に、パーライトの小粒を入れ、水を湿潤させたものに挿しました。また、根のことを考え、容器の周りはアルミホイルで覆い、光を出来るだけカット致しました。
 さて、普通の挿し木でも上手く発根してくれるでしょうか?楽しみですね。
また、挿し木が上手くいくようだと、確実に活着できるわけで、Atrageneの個人輸入にも弾みがつきますね。

画像は拡大できます。

種播きの前処理
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 種播き前処理前のAtrageneの種子、比較のためUPしました。
 C.macropetala 'Ballet Blanc'の八重自家受粉の種子
とC.macropetala ’Ballet Blanc'seedling SD(半八重)(♂)xC.alpina 'Cragside'(♀)の種子です。同じAtrageneでも種子の大きさや形が少し違いますね。

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 まず、羽根の部分を切り取り、茶漉し袋に入れて、ダコニール1000等の殺菌剤で殺菌します。その後、水洗し、湿らせた、ペーパータオルやテッシュに包み、ZIP袋に入れて、低温処理を開始致します。その後、2〜10日位して、種子の皮がふやけたところで、皮剥きをします。
 皮剥きが完了したら、再び、湿らせたテッシュ等に包みZIP袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に移し、低温処理を開始いたします。
 冷蔵庫から種子を出すのは、できるだけ短時間にしましょう、長い時間、外気温に種子を晒すと、すでに、種子の春化処理のスウィッチが入っている場合は、折角の春化処理の効果がリセットされてしまうことがあります。少しずつ冷蔵庫から出し、皮剥をすると良いかもしれませんね。
 低温処理の期間は通常、1〜2ヶ月間ですが、1ヶ月処理して様子を見ることにしましょう。
 途中で発根してくるものがあれば、ジベレリン処理の適期ですね。ジベレリン処理で、普通に播いたのでは揃わない、発根、発芽をそろえることが出来ますよ。
 私が経験したものでは、福田さんから頂いた1964年採種のC.macropetala 'Blue Bird'の種子を用いた例で、低温処理2週間、50ppmジベレリン、1晩処理で、低温処理後、約1ヶ月で、発芽させ双葉を展開させることに成功(草丈約1cm)したのが最短の記録ですね。
 その一部は、耐暑性の系統の育成記録としてblogで紹介しています。
 途中で暑さのため葉が枯れてしまった物がありましたが・・・。
 成長のすこぶる良いものも何系統か分離できそうですよ。

 画像は拡大できます。
植物成長調整剤のビーエー液剤入荷!
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 昨日、電話で注文した植物成長調整剤のビーエー液剤が、今日、入荷したとの連絡を受け、某国立公園の裏側にある店まで、受け取りに行ってきました。途中、小雨が降り出し、焦りましたが、何とか入手できました。
 主成分はN6-Benziladenine と言う植物成長調整物質で、3%含有しておりますが、この物質が水に溶け難いためと製剤の安定保持のため、有機溶媒と界面活性剤が添加されております。
 以前には、私の所にもこの原末純品が50g近くもあったのでが・・・。
 この物質の生理作用としては、不定芽の誘導、休眠の打破、発芽促進等の作用があります。
 不明な有機溶剤や界面活性剤が添加されているので、余り好きではありませんが、試薬純品が入手できるまでの間、予備試験くらいは出来るかもしれません。
 主目的は不定芽の誘導ですが、休眠打破においてもジベレリンとの相乗効果が期待できるかもしれません。
 いろいろ試験して見ます。
C.macropetala 'Ballet Blanc'seedling八重の自家受粉の種子の皮剥き!
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 9/19より冷蔵庫の野菜室でC.macropetala 'Ballet Blanc'seedling八重の自家受粉の種子の一部の低温処理をしておりますが、今日その皮剥きを致しました。
 皮は大分、ふやけて来ており、簡単に向けるものもあれば、少々剥き難いものもありました。
 画像のAはまだ、皮を剥いていない種子です。一方、Bは皮を一部剥いた種子です。胚に傷をつけると、そこから菌が進入して、種を腐敗させてしまう場合があります。今日は、この程度の皮むきで一旦終了し、再び、湿らせたテッシュに包みZIP袋に入れて、冷蔵庫に戻します。1〜2日後に再びピンセットで用いて剥けば、ほぼ完璧に剥くことが出来ます。
 それにしても、Atrageneの種子の皮むき、大変ですね。疲れます。
 ピンセットはいろいろ持っていますが、皮剥きの場合は、先の尖った高級品よりも、100円ショップなどで入手できる安物の方が、傷をつける危険性が少ないみたいですよ。場合によっては、毛抜きなども使えるかもしれません。
 クレマの種まきの方法としては、種を直接、鉢に播き、自然にまかせて、発芽を待つ方法もありますが、私の場合は、通常、低温処理やそれに引き続いたジベレリン処理をして発芽促進処理をしています。
 そして、冷蔵庫のZIP袋の中での、種子の発根を確認した上で、次のステップに移っています。
 どちらの方法を選ばれるかは、各個人の好みの問題かもしれませんね。

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1晩たって次の日、再び皮剥きをしたC.macropetala ’Ballet Blanc'seedling D(=Double)自家受粉の種子です。
 画像からも明らかなように、皮剥き、焦らず、慎重にやった方が、やはりいいですね。
 皮がきちんと剥けるまでに、1週間を要しましたね。

 この品種、清楚で、魅力的なのですが、白花の特性なのか、やはり暑さに弱いという、性質を持っています
実生選抜で、何とか、矮性で八重、耐暑性の系統を育種したいですね。種子も結構ありますので、何とかなるかもしれません。とにかく頑張ります。
新しく仲間入りしたAtrageneの小苗達
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 先日、以前に予約してあったAtrageneの小苗の一部が届きました。
同じ9cmポット苗でも大きに違いがありますね。
4品種とも、 根は良く張っているようでした。
 根さえ確りしていれば、その内、大きくなるでしょう。
早速、軽石を主体とした山草栽培用の土で植え替えました。
 形質を事前に調査した上で、育種のための遺伝子源としてできるだけ多くの品種を集めてゆきたいですね。
 
庭植えの冬咲きクレマに蕾が!
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 我が家では、南側の庭でドウダンツツジの木に絡ませ、3種類の冬咲きクレマチスを栽培しておりますが、今朝、庭に出てみると'Winter Belle'とC.yunnanensisに蕾が付いていました。C.cirrhosa 'Frekles'はまだのようです。

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 前のblogで冬咲きの'Winter Belle'の水挿しによる挿し木を紹介いたしました。その後の経過についてですが、

 ・IBA処理区のみ3/3x100=100(%)の発根率でした。
  今回発根している中の1本を示しました。(画像参照)
 ・ルートン処理区にはまったく発根はなく、3本のうち2本が溶けてしまいました。
 ・対照区の水だけの区は、3本のうち3本とも溶けてしまいました。

 2月の購入時、植え替えで'Winter Belle'の折れてしまった可なり木質化した蔓を用いて試験をした時には、ルートンでも2/4x100=50(%)の発根が見られました。

 今回の結果は、花芽の分化と関係あるのかもしれませんね。
 一般に花の時期は、ABA(アブシジン酸)などの成長抑制物質が植物体の中で作られ、蓄積していて、挿し木には適さない時期だと言われています。
 今回、IBA処理区のみに発根が見られたのは、たまたまうまくいったのかもしれませんが、不適な時期の挿し木に一筋の希望を与える可能性がありますね。 更にいろいろ試験をして見ます。

 画像は拡大できます。
ジベレリン処理したマクロ'Blue Bird'seedling No.2再び成長開始!
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9/14のblogで紹介したC.macropetala 'Blue Bird'seedlingのNo.2のその後です。8/14に3号ビニールポットから4号プラ長鉢に植え替えましたが、植え替えのショックと暑さのストレスから急に成長が減速して、軽い休眠状態に入ってしました。そこで、この休眠を破り、再び旺盛な成長を呼び起こすため、8/26に頂芽にジベレリン処理を致しました。

処理濃度と時間は:25ppm 3hrs.です。
 暑い中の薬害のことも考え、中程度の濃度で処理いたしました。

 9/14のblogで紹介したときは、成長は開始されたものの、ゆっくりの状態でした。しかし、本日確認すると葉が上方に立った状態で成長しています。
 ジベレリンの処理の効果があったことが画像からうかがえます。
 多分、また、旺盛な成長をしてくれるものと思います。
 茎が少し立ってきましたね。このまま、成長が進んで、蔓が延びてくれるといいのですが。
今の所、出てきた新葉の形にも、さしたる異常はなく、処理濃度が適切であったと思われます。

 3/11〜3/25低温処理(約5℃)、発芽促進のため3/25 ジベレリン処理、3/29 発根確認、赤玉小粒を主体とした用土に寄せ植え、(赤玉小粒の上えに発芽初期の種子を並べ、その上にパーライトを1〜2層ほど重層、そして、このパーライトの上に遅効性固形肥料を発根の初期から与えて、置き肥として使用。鉢底には根腐れ防止用にゼオライトを使用。
 5/25 3号ビニールポットに1本植え、8/13 4号プラ長鉢に植え替え。
 8/26休眠打破のため、25ppm ジベレリンで3時間処理、南側の暑い2Fベランダで栽培、現在に至る。

 種子の低温処理を開始してから、今日で6ヶ月と10日経ちました。
 暑い中、良く成長していますね。
 耐暑性も可なりあるみたいですよ!

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9/14の芽の状態と比較して見て下さい。
上の9/21の画像の芽、勢いが付いてきているのがお分かりいただけるでしょうか?
来年中に、なんとか、開花に漕ぎ着けたいですね。

 画像は拡大できます。
C.alpina'Pink Flamingo'、および、C.alpina 'Cragsige'の自家受粉の種子の皮むき!
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 9/17のblogで紹介した黒色の真菌に侵された'Pink Flamingo'の
自家受粉の種子、ダコニール1000で殺菌後、湿らせたテッシュに包み、冷蔵庫の野菜室で低温処理を開始しておりましたが、皮が十分ふやけておりましたので、ピンセットを用いて皮むきを致しました。
 今の所、黒色の真菌の菌糸が生えておりませんので、うまくいったのかもしれません。それにしてもAtrageneの種子は小さく、剥き難いですね。結局、11粒の発芽可能な種子が取れました。とりあえず、1ヶ月間の低温処理をして見ょうと思います。途中で発芽してくるものがあるかもしれませんね。

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 9/15のblogで紹介した中々皮の剥けなかったC.alpina 'Cragside'の自家受粉の種子です。今日、やっと皮が剥ける様になりました。
 9/12から冷蔵庫内で低温処理をしているわけですから、皮が剥けるまでに8日間掛かったことになります。
 こちらも、冷蔵庫の野菜室で更に3週間、低温処理をして見ょうと思います。ジベレリン処理の必要性、1ヶ月の低温処理が終了した時点で判断いたします。
 やっと、自家採種の種子の播種の本核的な取り組みが始まりますね。

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 6月に咲いたC.alpina 'Pink Flamingo'です。
 暑さにも強いようです。自家受粉の種、11粒しかありませんが、変わったものが出て欲しいですね。

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 5月に咲いたC.alpina 'Cragsideです。暑さにも強いようです。
ピコティですね。この自家受粉からどのようなF1が分離してくるのでしょうか?花粉親が不明なだけに、興味が湧きますね。

 画像は拡大できます。
C.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingの八重の自家受粉の種子、ようやく採種!!
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 Clematis macropetala 'Ballet Blanc'seedling Dの自家受粉の種子、ようやく無事、採種いたしました。
いろいろありました。6/1の交配ですから、長かったですね。
3ヶ月と17日掛かりました。
 途中から、空調の効いた室内に取り込み、万全を期し、管理してきました。幸い、何とか、発芽可能な種子を採種することが出来ました。本当に良かったです。

 結実率のほうは 59/71x100=83.1(%)で、可なり高かったです。

 これから、発芽、育苗と結構大変ですが、頑張りたいと思います。

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 稔性のある種子の拡大です。
無事、発芽してきたら、その一部は、例の2Fの暑いベランダで栽培し、過酷な条件の淘汰圧を掛け、耐暑性の系統を何とか選抜したいと思っています。

 blogで公開しているマクロの'Blue Bird'seedlingの成長のスピードに皆さん驚かれるのですが、種子が発根し始めたら、すぐに土に移植し、遅効性肥料のマグアンプK中粒を与えて育苗しいるためだと思います。
 Atrageneの実生苗の根は、特に繊細で弱く、急に浸透圧の高い液肥を与えてしまっては、根に与えるダメージは計り知れません。徐々に慣らす必要があります。そのようなことから、最初からゆっくり効く肥料を与えています。
 マクロの'Ballet Blanc'seedlingD由来の実生苗の育苗でも同様な方法を用いて育苗し、スピードアップを計って行きたいです。

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 5月に咲いた花です。同じ白花でも、マクロの'White Lady'とは少し違いますね。この株を用いて、来年はもっと積極的に交配いたします。

 暑さに弱いのですが、楚々とした雰囲気が魅力的な花ですね。

 画像は拡大できます。
C.alpina 'Cragside'xC.macropetala 'Ballet Blanc'seedling SDの他家受粉の種子を採種!!
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C.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingSD♂xC.alpina 'Cradside'♀の発芽可能と思われる種子、採種いたしました

 結実率は 64/92x100=69.6(%)
 'Cragside'の自家受粉の場合の42/219x100=19.2(%)に比べて可なり高いですね。

 5/24交配ですから、3ヶ月と24日を要したことになりますね。
 随分、日にちが掛かりました。
 以前に、試験的に種子を1個、採取したときは、シイナで、今回もと言う不安が一瞬よぎりましたが、無事、充実した発芽可能な種子を採種出来てよかったです。

 これが、初めての、他家受粉の種子の採種になります。

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 採取した種子の拡大です。右が充実した稔性のある発芽可能な種子です。一方、左がいわゆるシイナの不稔種子です。

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 交配親の画像です。右が♀株、左が♂(花粉親)株の花です。
 この交配から、どのような形質のものが分離してくるのでしょうか。

 白花八重ピコ、はたして出現するかな。戻し交配を含め、気長に取り組んでまいります。

 来年は、本年得た、いろいろな情報を元に、更に、いろいろな交配をして行きたいですね。

 画像中、交配親が'Ballet Blanc'seedlingDとなっておりますがSD(半八重)の誤りです。お詫び訂正いたします。

 画像は拡大できます。
いよいよ採種できそうなC.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingの八重の自家受粉の種!
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 6/1に自家受粉したC.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingの八重の果球の一部が褐変し、1週間以内に種子が採種できそうな状態になりました。交配してから、3ヶ月以上の長い月日を要しました。

 このマクロは、矮性で余り蔓が延びない、白花のすがすがしい感じの八重です。しかし、白花の宿命なのか、やはり「暑がり、葉焼けを起こし易い」という性質を持っているようです。

 マクロの'Ballet Blanc'seedling、入手難という情報もあって、多くの遺伝子源を得るため、関東地方は栽培に余り適してはおりませんが、急遽、交配を試み実生苗を作ることに致しました。そして、この株、途中から空調の効いた室内に取り入れ、管理してきました。

 私の所の親株は2株で、1株が半八重で、もう1株が八重です。しかし、これらは、実生故、2株とも、異なった形質を持っています。
 いずれも、優れた白花のマクロだと思いますが、暑さに弱く、葉焼けを起こし易いという弱点を持っています。
 この実生群から、選抜淘汰によって、何とか暑さに強い耐暑性の系統を分離固定したいと思っています。
 また、他のAtrageneとの交配を試み、この八重の個体の矮性で蔓が余り延びないと言う、優れた遺伝形質を受け継いだ系統を育種して行きたいと思っています。

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 今年の5月に咲いたC.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingの八重です。咲き始めの画像です。
 すがすがしい花ですね。
 矮性で蔓が余り伸びません。
 この株を遺伝子源にしたミニAtrageneが出来たらいいですね。
C.alpina 'Pink Flamingo'の真菌に汚染された種子、発芽可能なのだろうか!
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画像は真菌と甲虫の幼虫?に侵されて急激に褐変したC.alpina 'Pink Flamingo'の自家受粉の種子です。 
 右側の拡大された画像からの分かりますが、黒色の真菌に汚染しています。(羽根の部分の基部)
 6月下旬に交配致しました。黄緑色の淡い色の果球だったのですが、雨が続いた最近になって、急に果球が割れ、褐変してしまいました。これは大変ということで、乾燥するのを待って採取いたしました。
 果球をばらしてみると、黒色の真菌に侵されており、また、果球の中から小さな幼虫が沢山出てきました。急に褐変した種子故、シイナばかりかと思いましたが、中には、真菌の汚染さえ乗り越えられれば、発芽が可能と思える種子も少量ですが、採種できました。
 本日、これらの種子、ダコニール1000で処理し、冷蔵庫に入れ、低温処理を開始してみようと思います。無事、真菌の汚染から開放されるでしょうか?
 駄目な場合は、薬剤を変えてトプジンM等で処理してみます。
 更に、状況を見て、皮剥きもしなくては・・・。
 何とか上手く行って欲しいですね。

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 画像は7月に開花した2個目の花です。

 画像は拡大できます。
暑い中、元気に成長するマクロ'Blue Bird'seedling No3,No.1!!
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 暑い中、元気に成長を続けているC.macropetala 'Blue Bird'seedlingのNo.3です
 種子の低温処理を開始してから今日で、6ヶ月と5日経ちました。
 よく成長していますね。来年中に何とか開花まで持って行けたらと思います。
 Atrageneの場合、普通は、実生から開花まで約3年だそうですから、
何とか、育苗期間を大幅に短縮したいですね。

 3/11〜3/25低温処理、3/25 種子をGAで処理、3/29 発根確認し赤玉小粒を主体としたポリ3号鉢に寄せ植え、4/25 3.5号プラ鉢に1本植え、6/20 頂芽にGA処理、4/25より2Fの暑い南向きのベランダで栽培、現在に至る。

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 こちらは、C.macropetala 'Blue Bird'seedlingのNo.1です。
画像の表示No.2になっていますね。No.1の誤りですので、お詫び訂正いたします。 
 成長が減速し始めたところで、ジベレリン処理をしたら、軽い休眠が破れ、一番最初に蔓を伸ばしてきた実生苗です。
 拡大すると、茎が伸びているのが、お分かりいただけるとおもいます。

 こちらも、よく成長していますね。いずれの株も、耐暑性の形質を選抜するため、暑い南向きの2Fベランダで栽培して来ました。
 何とか、来年中の開花に漕ぎつけたいですね。
こちらも、種子の低温処理開始から、今日で6ヶ月と5日経過しています。No.3,No.1とも3.5号プラ鉢で栽培しています。
 3/11〜3/25低温処理、3/25 GA処理、3/29発根確認→3号ポリ鉢に寄せ植え、4/25 3.5号プラ鉢に1本植え、以後2Fの暑いベランダで栽培、肥料としては、いずれも、遅効性固形肥料のマグアンプK中粒を使用、現在に至る。

画像は拡大できます。
C.alpina 'Willy'のミニ挿し木、発根
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8/28にプラグを用いてミニ挿し木をしたClematis alpina 'Willy'に不定根が形成されていました。
 画像は挿し木中の、C.alpina 'Willy'です。芽の部分を縦に2分した半芽挿しを試みてみました。
 挿し芽してから、今日で18日経ちました。
 挿し穂が溶けてしまって難しいといわれていたAtragene も、やり方さえ工夫すれば、ちゃんと発根しますね。

20060915102957.jpg

 画像は不定根が形成され始めた部分の拡大です。の中に不定根があります。
 発根剤には、不定根の誘導作用が特に強いIBAを使用しています。
これで、保険苗の確保に道が開けましたね。

 IBAは、壷などの発根が難しいといわれている系統の挿し木にも有効かもしれないですね。
 発根の難しい品種、入手する機会があったら是非試験してみたいです。

 クレマチス、保険苗が無いと、栽培していても病気や暑さなどで何時、枯れるかもしれないという不安がありましたよね。
 今回の成功は、挿し木の難しい品種の保険苗の確保に道を開くことが出来るかも知れません
 画像は拡大できます。
中々皮の剥けないC.alpina 'Cragside'自家受粉の種子!
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 9/12より冷蔵庫の野菜室(約5℃)で低温処理を開始したC.alpina 'Cragside'の自家受粉の種子を冷蔵庫から出して様子を見てみると、大分ふやけてきているようでした。
 試しに、画像のAブロックにある種子の皮むきを致しましたが、一向に剥けません。ちなみに、画像のBブロックにある種子(8個)は、まだ、皮剥きをしていない種子です。
 皮剥き、やはり、少し早かったようですね。もう、何日か待つことにしましょう。第一弾の20粒の種子のうちの1粒は、中身の少ししかない、一寸発芽の難しい種子でした。最初に採種した12粒の中の1粒でしょうか。
 結局、第一弾は、20粒から19粒に減りました。

 今回は、時簡的に少し早く、皮がうまく剥けませんでした。しかし、種子の中に、白色の硬い胚乳があることが確認できました。
大丈夫とは思っていても、皮を剥くまではやはり不安ですよね。
 胚乳はあるか、胚の大きさは十分か、吸水して皮剥きをした種子、柔らか過ぎないかなど、チェック事項が沢山あるのです。
 種播きをするようになってから少し心配性になったみたいです。
もっと気楽にいかないといけませんね。

 後、何日かして、皮剥きが出来るようになったら、間違いなく、発芽可能な種子が得られるでしょう。
 今日の皮剥き、無駄ではありませんでした。
 ああ良かった!

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 参考のため、同じ日に低温処理を開始した。C.intigrifolia 'Olgae'
の自家受粉?の種子、皮を剥く前と皮剥き後の画像をUP致しました。
 Atrageneの種子もこの様に大きく、確りしていれば、簡単に皮剥きが出来るのですが、・・・。
 北海道のマクロの'Ballet Blanc'を種播きされている業者さんや,東北でAtrageneの種播きをされているクレマチス栽培業者さんの所では、一々、皮剥き等しないで、採り播きをされているのかも知れませんが、私の所では、Atrageneの育種期間の短縮という観点から、あえて、面倒な皮剥きをしています。

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 皮を剥いた'Olgae'の自家受粉?の種子、と中々皮の剥けない'Cragside'の種子、比較のためUPしました。体積で比較すると大きな違いが有りますね。
 Atrageneの種子、みんな、この様に大きかったら皮剥きも簡単で、播種し易く、成長も早いかもしれないですね。
 
 画像は拡大できます。
GA処理したC.macropetala 'Blue Bird'seedling No.2のその後
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画像は、8/14にビニールポット3号鉢から4号プラ長鉢に植え替えたところ、植え替えのショックと暑さのストレスのためか、急に成長が減速したマクロの'Blue Bird'seedling No.2に、成長促進の目的で、8/26に25ppmのジベレリンを3時間処理し、例の南向きの暑いベランダで管理してきた物です。

 画像からも分かるように、新芽は伸び始めていますが、以前のような勢いはありません。薬害の防止という点から比較的低い濃度のGAで処理したためかもしれません。葉が枯れこむということはありませんが、やはり成長が減速していますね。しかし、しばらく、このまま、様子を見てみょうと思います。
 3/11〜3/25低温処理(約5℃)、3/25 GA処理(発芽促進)、3/29発根確認、5/25 3号ビニールポットに1本植え、8/13プラ長鉢に移植、8/26 頂芽を 25ppm ジベレリンで3時間処理、南向きの暑い2Fベランダで管理、現在に至る。

種子の低温処理を開始してから6ヶ月経過しています。種播きから半年で、これだけ成長すれば良しとしますか。
 ひょっとして、蔓を伸ばし始めたのかな?

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 4号プラ長鉢への植え替え後、13日目のものです。この時点でジベレリン処理をいたしました。

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 画像はジベレリン処理後、13日目のものです。余り変化がありませんが、ジベレリンの薬害への配慮から、このまましばらく様子を見ることに致しました。

画像はすべて拡大できます。
C.uropylla 'Winter Belle'の水挿し、発根!
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9/7のblogで紹介した冬咲きクレマチスの’Winter Belle'の水挿しです。今日で、スタートから20日目ですが、根の原基から成長が進み、発根いたしました。
 発根の見られたものは、IBA処理をした物区のみで、ルートン処理や水だけの対照区では、今だに、発根の兆候すら見られません。
 前回、IBA処理区の1本、目視で根の原基の形成の見落としがありました。しかし、画像をUPした時点で気付き、訂正をいたしました。
 今回は、その問題の根の原基は、根へと成長し、はっきり確認が出来るようになりましたね。
 不定根の一部はで示しました
 特に、挿し穂Cの基部をご覧下さい。根の原基から根へと成長していますね。
 発根はIBA処理区のみで、今回は3/3x100=100(%)です。一方、ルートン、および水の対照区は0(%)でした。

 やはり、IBAの効果は顕著な様ですね!

 一般的に、オーキシン類の植物成長調整物質の作用は:
 カルス形成に対しては ナフチルアセトアミド(ルートンの主成分)>IBAの関係が有ります。一方、不定根の形成に対しては IBA>ナフチルアセトアミドの関係が有ると言われております。
 カルスが形成されると不定根の発生が遅れることが多いようです。

 カルスと根の原基は明らかに違います。注意して観察しましょう。

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 各挿し穂のクローズアップです。画像は拡大できます。
 3本とも、IBAで処理した物です。
C.alpina 'Cragsige'の自家受粉の種子,低温処理開始!
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 9/4に採種した'Cragside'の自家受粉の種12粒と、9/9に採種した種子の中から8粒の合計20粒の種子を、第一弾として、本日より冷蔵庫の野菜室に入れ、低温処理することに致しました。
 結実率19.6%というシイナが多い種子でした。それに、採取までに3ヶ月以上も要しました。手こずらされた種子です。
 画像は種子の羽根の部分を切り取った後、茶漉し袋に入れ、ダコニール1000で殺菌中の種子です。
 室内や、クリーンな環境で管理された種子の場合は抗真菌剤で処理する必要が無いかもしれませんが、屋外で雨風に晒されていた場合、薬剤処理は必須です。病原性の真菌、結構な脅威ですので、私は、低温処理前に必ず薬剤処理をしています。今回は、室温で30分間、処理致しました。

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 種子を、湿らせたテッシュに並べて見ました。この時点では、皮剥きは致しません。何ぶんにも、Atrageneの種子は、他のクレマチスの種に比べ小さいため、4〜7日ほど吸水させて、ふやかした所で、ピンセットを用いて皮剥きを致します。無理に皮剥きをしょうとすると、種子を傷めてしまいます。焦らず、ふやけて来るのを待ちましょう。

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 テッシュに包み、ジップ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室(約5℃)へ移動です。春化処理(バーナリゼーション)の開始です。1ヶ月くらいでOKかな?とりあえず、様子を見ましょう。

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 5月に咲いたC.alpina 'Cragside'です。
 この、自家受粉の実生群から白やピコのAtrageneが出て欲しいですね!


食害されたAtrageneの新蔓のミニ挿し木
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この暑い中、AtrageneのC.alpina 'Willy'とC.macropetala 'Markham's Pink'の新しい蔓が延びてきて、喜んでいたら、いきなり蛾の幼虫に食害されてしまった。しかも、おびただしい数。発見したときには葉が画像のようにほとんど、食い荒らされてしまいました。
 早速、殺虫剤を使用して、蛾の幼虫の死刑執行。

 残った蔓、余りにも惨めです。思い切って、弱剪定をすることにしました。
 虫に食害された葉のところで切除すると、画像の蔓が取れました。
 これを、右の画像のようにカットし、ミニ挿し木用の挿し穂を作りました。

 ここの所、Atrageneの発根やら根の原基形成で勢い付いているせいか、保険苗を作っておこうと思い。これらの、虫食い蔓も使用することになりました。挿し穂に不定根の誘導作用が強いIBAの処理をして、例のプラグに挿し木を致しました。

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 画像のWiが'Willy'です。また、Mが'Markham's Pink'です。
 参考のため、C.macropetala 'White Lady'も2プラグ挿しました。
 また、2列目には、地植えしているマクロの'White Lady'の地中より採取した小さく細い芽(根は無い)を用い、その基部にIBA処理をした物を挿してあります。以前に紹介済みですが、C.alpina seedlingの芽生えの小さな芽の先端でも発根させることが出来たのですから、この場合も可能では無いかと思い、試みました。もちろん、植え付けの前に、ダコニール1000の処理はしましたよ。
 さて、どうなることやら?

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ミニ挿し芽をしたC.macropetala 'White Lady'です。

 画像は拡大できます。
C.alpina 'Cragsige'の自家受粉の種,採種その2
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ここ2、3日の雨でC.alpina 'cragside'の自家受粉した果球の残りの種子が急に褐変してきました。
 一見して、結実率、余り良いようには見えないです。はたして、何粒の発芽可能な種子が得られるのでしょうか?
 そうした不安に駆られながら、果球を採取しました。
 机の上で慎重に果球をばらして見ました。中には、ルーペで確認しなければ、判定の出来ない種子もありました。

 今回の結実率は 31/162x100=19.1(%)です。

全体としては  43/219X100=19.6(%)でした。

 やはり、不稔率は高いですね。北海道や東北などの涼しい地方で交配すれば、結実率が上がるのでしょうか?

5/20交配ですから、結構日にちが掛かりましたね。

 とにかく、今回、43個の発芽可能と思われる種子が採種出来たわけで、数量的には少ないですが、C.alpina 'Cragside'seedling育種のスタート位置に立つことができたことになります。発芽、育苗と結構大変ですが・・・・。

 C.alpina 'Cragside'、Clematis searchで検索しても交配親は不明です。 
 C.alpina の実生より選抜と記されているだけでした。

 実生をすると、雑種の場合、いろいろな形質の物が分離してくるのですが、戻し交配無しの場合でも、交配親に近いものもが分離してくるのでしょうか?片親を推定するためには、出来たF1に'Cragside'の戻し交配がやはり必要かも・・・・。また、白花八重のピコは分離してくるのでしょうか?興味は尽きないですね。

 得られた種子は、ダコニールやトプジンM等の抗真菌剤で処理した後、冷蔵庫の野菜室(約5℃)で、1ヶ月間の低温処理をしてから播種の予定です。
ジベレリンの使用については、状況を見て判断いたします。

 画像は拡大できます。
剪定したC.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingSDの蔓の腋芽から脇芽が伸長!
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室内に取り入れてから伸びた蔓の部分を挿し木のため8/31に剪定した直後のC.macropetala 'Ballet Blanc'seedling SDです。

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 剪定後、空調の効いた室内で8日間栽培して、各節から腋芽が伸びてきたマクロの’Ballet Blanc’実生の半八重の個体です。

 頂芽等の成長している芽が切除され、オーキシンの供給源が絶たれたことで、頂芽優先が破れ、腋芽が伸びてきました。
 頂芽優先が破れ、新たに伸長してきた腋芽はで示してあります。
 蔓の基部に近い2節にある腋芽は、やっと伸び始まったところですが、他の節の腋芽は良く伸びていますね。腋芽の成長、短期間で結構早いですね。
 この剪定、やはり、やってよかったですね。

 腋芽を伸ばす方法としては、剪定して、頂芽等のオーキシンの供給源を絶つ方法の他に、腋芽にジベレリン処理やサイトカイニン処理をする方法があります。
 しかし、薬剤による方法は高温期には薬害も出易いので注意しましょう。

 室内に取り入れてから伸びた25cm程の蔓からは、結局、5本の挿し穂を取りました。これらの挿し穂は、IBA処理をして、現在、ミニ挿し木中ですが、いずれも元気です。早いものは根の原基が形成されつつあります。IBAの効果、抜群ですね後、7〜10日で発根して来るかな?
 楽しみです。
 
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 発根を待つC.macropetala 'Ballet Blanc'seedling SDのミニ挿し木達です。
 みんな元気です。早いものは、もう、根の原基が形成されていますよ。一番右のプラグは、昨日紹介したすでに発根しているものです。
 発根済みのプラグにはとりあえず、遅効性固形肥料のマグアンプKの中粒をやり、育苗します。

なお、IBA(=インドール酪酸)の特級試薬は化学薬品を扱っているところで取り寄せ可能かもしれません。1g入りです。また、農薬グレードの物は、昨日のコメントの欄に記してあります。
 ご参考までに・・・。

 画像は拡大できますよ。
C.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingSDのミニ挿し木、16日目で発根!!
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 8/22に取り木をして、萎れたため、8/31 に急遽挿し木に変更したC.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingのSD(白花、半八重)のミニ挿し木、昨日発根していました。
早いですね、私もびっくりです!!
 なお、根の原基は14日目に確認されておりました。
 スタートから16日目の超速ですばんざい!!

 これで、保険苗が出来るぞ!!

 後は、育苗ですね。

 Atrageneの挿し木、挿し穂が溶けてしまって、難しいとのことでしたが、運が良かったのか、意外と簡単でしたね!
 ミニ挿し木の効果抜群です

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 茎の基部の部分を拡大してみました。
 の中に発根したての根があります。 また、根の原基は←、→で示してあります。
 植物成長調整物質としてはIBA(インドール酪酸)を使用しています。
 やはり、若い新しい芽の方が発根し易いですね。
 要するに、短期間のうちに発根させてしまえば良いわけですよ。
他の発根が難しいといわれているクレマについても、是非、試してみたいですね。

 駄目だといわれている方法の中から、アプローチや発想を変えることで、新しい道が開けることって、結構多いですよ。
 規定の概念にとらわれていては、何事も始まりませんから・・・。
 それにしても良かったです。

当blogへのアクセス件数5,000件達成の記念すべき日に、Atrageneのミニ挿し木の発根が確認できました。
 このblogをご愛読くださっている皆様方のお蔭です。なお、一層の努力をしてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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C.urophylla 'Winter Belle'の水挿し、2週間で根の原基形成!!