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The Atragene World
クレマチスのアトラジェン系と壷系の種子の発根発芽育苗方法についてや、挿し木や接木などの栄養繁殖法について、日々の試行錯誤の状況をレポートします。また、これらの開花状況についても画像にて紹介します。
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C.alpina 'Cragside'の交配実生苗
img_1147.jpgimg_1158.jpg


C.alpina 'Cragside'の自家受粉の実生苗(画像左)の方は5/20交配、9/7採種、10/30冷蔵庫内で発根を確認した後、植え出しました。
 葉柄の軸にアントシアニンを持つているもの、黄緑色のもの、僅かに、アントシアニンを持つているもの、実生故いろいろなものが分離しています。
 花の色と、葉柄の色の表現型に遺伝子の連鎖関係があれば、ある程度グループ分けできるかもしれません。
 ひょっとしたら、'Cragside'タイプの白花八重や白花八重のピコなども出るかも知れないですね。期待が膨らみます。
ちなみに、こちらは、試験的に12/1にロックウールブロックに植え替えをいたしました。

 画像の右はC.alpina ’Cragside 'の他家受粉の実生苗です。
白花半八重のマクロの’Ballet Blanc'seedling(♂)を交配してあります。
 葉柄が緑色のものが多いです。中には葉柄に僅かにアントシアニンを乗せているものもあります。
 花は葉の変形ですからそれに対応した色が葉柄に出ているのかもしれません。こちらも白花にピコを掛けた八重が出てきて欲しいですね。
 ちなみに、こちらは、5/24交配、9/19採種、やはり10/30に発根を確認して、植え出しています。
 両方とも室内の明るい窓際で栽培しています。

 画像は拡大でいます。
C.alpina 'Cragsideの自家受粉の種子が発芽!!
20061015123830.jpg


10/8のblogで紹介したC.alpina 'Cragside'の自家受粉の種子、山草・えびね栽培用のキチン質配合の軽石を主体にした用土に移植いたしましたが、幸運にも予告どうり、1週間以内に発芽してきましたね。よかったです。


 今回は、プラグを使用しておりますが、ビニールポットでも出来ますよ。鉢底に、ねぐされ防止用にゼオライトの小塊(1cmくらい)を1層くらい入れ、その上に、水道水で湿らせておいた山草栽培用の軽石を主体とした用土を入れます。
 用土の表面を慣らし、この用土の上に、発根した種子をおきます。そして、其の上にパーライトの小粒を2〜3層位重層します。
そして、鉢底から水を吸水させます。加湿はいけません。鉢皿には水をためないようにしましょう。
最後に、このパーライトの上に緩効性固形肥料のマグアンプK中粒を、(この大きさのプラグの場合は1粒ほど)置きます。こうして雨や直射日光の当たらない明るい場所で、育苗すると良いと思います。

 9/12〜10/8 冷蔵庫の野菜室で低温処理、10/8冷蔵庫内で発根確認→
プラグに移し、室内の明るい場所で管理、現在に至る。
 ジベレリン不使用

 今回の種子は、ジベレリンを使用しないで約1ヶ月の低温処理のみで、発根率40%でした。
 ジベレリン処理をして1日目で発根率が55%に上がっています。
 更に、日数が経つと発根率は上がるって来ると思われます。

画像は拡大できます。

C.alpina 'Cragside'xC.macropetala 'Ballet Blanc'seedling SDの他家受粉の種子を採種!!
20060918084459.jpg

C.macropetala 'Ballet Blanc'seedlingSD♂xC.alpina 'Cradside'♀の発芽可能と思われる種子、採種いたしました

 結実率は 64/92x100=69.6(%)
 'Cragside'の自家受粉の場合の42/219x100=19.2(%)に比べて可なり高いですね。

 5/24交配ですから、3ヶ月と24日を要したことになりますね。
 随分、日にちが掛かりました。
 以前に、試験的に種子を1個、採取したときは、シイナで、今回もと言う不安が一瞬よぎりましたが、無事、充実した発芽可能な種子を採種出来てよかったです。

 これが、初めての、他家受粉の種子の採種になります。

20060918084540.jpg

 採取した種子の拡大です。右が充実した稔性のある発芽可能な種子です。一方、左がいわゆるシイナの不稔種子です。

20060918084622.jpg20060918084651.jpg

 交配親の画像です。右が♀株、左が♂(花粉親)株の花です。
 この交配から、どのような形質のものが分離してくるのでしょうか。

 白花八重ピコ、はたして出現するかな。戻し交配を含め、気長に取り組んでまいります。

 来年は、本年得た、いろいろな情報を元に、更に、いろいろな交配をして行きたいですね。

 画像中、交配親が'Ballet Blanc'seedlingDとなっておりますがSD(半八重)の誤りです。お詫び訂正いたします。

 画像は拡大できます。
C.alpina 'Cragside'の自家受粉の種子の1/3程度を採取!
20060905192903.jpg

 画像は採種したClematis alpina 'Cragside'の自家受粉の発芽可能な種子です。 
 
 1昨日の好天のせいか、自家受粉した'Cragsige'の果球の一部が急に褐変してきました。そのようなことから、果球のほぼ1/3の種子を採種することに致しました。

 発芽可能な種子の結実率は12/57x100=21%でした。

 シイナも有りましたが、途中で、胚の成長が停止した種子が多かったです。遺伝的な不和合成性によるものか、あるいは不適な高温条件下でのストレスから来る生理的な障害に起因すかは不明です。

 しかし、約1/3の種子を採取して12粒の発芽可能な種子を得ることが出来たわけですから、全体では、少なくても、20粒位の発芽可能な種子が得られるものと思われます。
 これらの種子を元に、今後、播種育苗し、どのようなF1が分離してくるのかを観察して行きたいと思います。

 願わくは、白花八重で、ピンクのピコの個体が分離して欲しいです。

 種子は、ダコニール1000で殺菌した後、湿らせたペーパータオルに包み、ZIP袋に入れて、約1ヶ月間低温処理(約5℃、野菜室)をいたします。なお、ジベレリンの処理は低温処理が終了した時点でどうするか、判断します。

C.alpina 'Cragside'の自家受粉の発芽可能な種子1個ゲット!
img_0535.jpg

 果球の基部の部分より褐変しかけたC.alpina 'Cragside'の自家受粉の種子を合計で10粒採取致しました。それらの種子の多くはシイナか、胚の成長が途中で停止したものでしたが、1粒のみですが、明らかに充実した種子が得られました。その種子は画像中のです。
 交配したのが、5/20ですから3ヶ月半程かかっていますね。
残りの種子は、まだ緑で、成熟を待っているところです。
 一時は、発芽可能な種子が一粒も得られないのではないかと心配致しましたが、とりあえず、1粒ですが採種できて良かったです。

img_0532.jpg

 発芽可能な種子のクローズアップです。
ひょっとしたら休眠が浅いかもしれませんが、低温処理を一応、1ヶ月間予定しています。

20060903154832.jpg

 今年の5月に咲いたClematis alpina 'Cragside'です

 Clematis searchで検索してもC.alpina seedlingより選抜と言うことで、交配親は不明です。
 一体、この自家受粉の種子からどのような実生が分離してくるのでしょうか?。楽しみですね。
 
 画像はクリックすると拡大できます。