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The Atragene World
クレマチスのアトラジェン系と壷系の種子の発根発芽育苗方法についてや、挿し木や接木などの栄養繁殖法について、日々の試行錯誤の状況をレポートします。また、これらの開花状況についても画像にて紹介します。
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ドイツのnurseryより輸入のC.fauriei、コミヤマハンショウヅルではないようですが、微香があるみたいです。
Douchen fauriei30003

 昨年の11月にドイツのnurseryさんより輸入した八重咲きのC.fauriei、蕾が色付き、開きかけてきました。
花は、株の力不足のため、今回は半八重のようです。複葉は前にお知らせしたと通り、2回3出複葉(ミヤマハンショウヅルタイプ)です。カタログの説明ではorigin Japan 、実生となっていますが、送られてきたものは接木苗で、真正のClematis fauriei(コミヤマハンショウズル)では無いようです。

Douchen fauriei30002


花色は暗紫色で比較的いい色です。なお、明るい日向では微香があるようです。
 このnurseryさんから販売されているC.alpina 'Blue Princess'にも香りがあることになっていますので、'Blue Princess'が咲いたら、香りの程度をこれと比較してみたいと思います。

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謎の多いドイツより輸入のDouchen faurieiに蕾が付きました!
douchen fauriei0001


画像はドイツの有名なnurseryさんより入手のC.faurieiです。蕾が色付いてきました。

 C.fauriei(=Clematis alpina ssp.ochotensis var fusijamana f.fauriei)、和名はコミヤマハンショウヅルで、日本の東北地方の亜高山に分布するミヤマハンショウヅルの一つの生態型です。しかし、ドイツのnurseryさんからClematis fauriei として(origin Japan,Botaniche Art(実生))カタログに記載されている物は、これとは異なるもののようです。カタログではブルー系の八重の花とのことですが、詳細は不明です。実際に入手して栽培してみて分かったことですが、複葉は明らかに2回3出複葉(画像参照)で、コミヤマハンショウヅルの3出複葉ではありません。C.faurieiも自家受粉を繰り返していると、時として、2回3出複葉のものが生まれて来ることがあるのででしょうか? 富士山原産の八重の矮小ミヤマハンショウヅルも一時的に2回3出複葉から3出複葉になることが栽培条件下ではありますが、安定した状態で変化することは経験していません。不思議です。ドイツのこの品種、謎の多い品種ですね。今後、耐暑性、香りなどについてもチェックしたいとて行きたいと思います。草丈は2〜3mになるものの様です。

douchen fauriei0003


こちらは拡大したものですが、感じが何処か、外国のミヤマハンショウズル風ですね。
'Clochette Pride'のタイプとも少し違うような・・・・・。

お願い

 複葉の形が上記の画像の2回3出複葉ではなく、1回だけの3出複葉のコミヤマハンショウヅルを探しています。特に原産地が東北地方のミヤマハンショウズルの場合は、ミヤマハンショウヅルだと思っていたものがコミヤマハンショウヅルである可能性が大いにあります。もしも、種子か苗をお持ちの方がおられましたらご一報ください。なお、コミヤマハンショウズルの複葉の形態はこちらをご参照ください。よろしくお願いいたします。

3/29追記
今日の東京多摩地方はぽかぽか陽気のお花見日和でした。
ベランダを見ると、ドイツのnurseryさんより購入の八重のC.faurieiの花が暗紫色で少し開きかけました。明るい日差しの下では、どうやら香りらしきものがあるような?
近日中に、開花すると思われますので、詳しくは、また、報告します。
それにしても、複葉の形態が2回3出複葉のものは、ミヤマハンショウズルのはずですが・・・。

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ドイツから輸入のC.faurieiのコミヤマハンショウヅルではない可能性!!
Duchen fauriei0001


昨年の秋にドイツのnurseryさんより輸入のC.faurieiですが、花芽が出てきたのは良かったのですが、複葉の形態に問題があり、どうも2回3出複葉のようです。複葉はまだ開いておりませんが、手で押し広げてみると、どうもその様です。要するに、C.faurieiシリーズ(’Georg’,’Clochete Pride’etc)の一つのようです。origin Japan,Batanische Artとなってはいたのですが、送られてきたものは接木苗で、カタログでも半八重タイプのブルー系の花でした。
従って、日本の東北地方の亜高山帯に分布するClematis alpina ssp.ochotenshis var faurieiではありませんでした。
 コミヤマハンショウズルを栽培している人を見つけて譲っていただくか、BCSに入会して、種子を入手するかのどちらかの方法しかないかも知れません。
 ミヤマハンショウヅルは比較的容易に入手できるのですが・・・・・・。

カテゴリーも新たにC.fauriei of Germany typeとして本来のC.alpina ssp.ochotensis var.faurieiと区別することにしました。
 引き続き真のC.fauriei入手に向けて頑張ります。

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ドイツから輸入のC.faurieiの新芽!
ochotensis var fujijamana forma faurieiD10004

 今回、ドイツより輸入のC.faurieiの新芽が伸びてきました。カタログではBotanische Art(実生苗)となっていましたが、こちらも接木苗でした。画像では八重のようです。Origin Japanとなっていましたので、間違いなく、C.faurieiだと思います。
C.faurieiは正式には、Clematis alpina subsp.ochotensis var.fujijamana f.faurieiで、日本の東北地方の高山、亜高山帯と北海道の東部の海岸地帯に分布?しています。和名はコミヤマハンショウズルです。基本種は赤紫色系の花で、葉は3出複葉です。日本では絶滅危惧種になっているためなかなか入手できませんので、今回、逆輸入しました。北欧のクレマチスナーセリーさんのカタログに載っている画像は薄青の一重の個体で、花弁は肉厚です。今回、入手のもの、実生から選抜された八重なのかもしれません。花の色はブルー系のようです。今回、交配のため2株入手いたしました。何とか来年中に開花してほしいです。葉の3出複葉の確認と、Clematis searchによれば、C.faurieiは香りがあることになっていますが、其の有無についての確認をも含めて、見守って行きたいと思います。

ochotensis var fujijamana forma faurieiD10000

 こちらは新芽の部分の拡大です。学名より判断すると、普通のミヤマハンショウズル(Clematis alpina subsp.ochotensis var.ochotensis)よりも富士山原産のミヤマハンショウズル(Clemtis aplina supsp.ochotensis var.fujijamana)に近縁なのでしょうか?
 コミヤマハンショウズルは最近(1984年)になって、ミヤマハンショウズルと区別される様になった種です。東北地方の高山帯および亜高山帯が分布域となっていますが、今後、新しい分布域が発見される可能性が秘められているかもしれません。この種を用いて、ヨーロッパではいろいろなAtrageneが生み出されています。代表的なものとしては、丈夫で暑さにも強い、あの有名なClematis 'Clochette Pride'があります。因みに、'Clochette Pride'はC.fauriei x C.sibiricaのF2より選抜されています。
今後の交配が楽しみです。