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The Atragene World
クレマチスのアトラジェン系と壷系の種子の発根発芽育苗方法についてや、挿し木や接木などの栄養繁殖法について、日々の試行錯誤の状況をレポートします。また、これらの開花状況についても画像にて紹介します。
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'Columella'seedlingDouble(♀) x 'Columella'(♂),戻し交配の種子!
columelladoublebackcross200807050001.jpg


4/7に'Columella'seedling Dobleに'Columellaを戻し交配したのですが、種子が中々熟しませんでした。昨日、外気温が結構高くなってきましたので、急遽、2Fのバルコニーから1Fの北側の庭に鉢を移しましたが、本日、この'Columella'seedling Doubleの鉢を見ますと、2個いている果球の1個の羽根の部分が毛羽立っておりました。このような状態になると種子の収穫時期ですので、果球の1個を採取しました。稔性種子率は8/142 x 100=6.5(%)と大変低い結果でした。残りのもう一個の果球、実際に採取して計測したわけではありませんので、あくまでも推測ですが、同じような傾向の様です。
'Columella'はC.koreana var.fragras x C.mcropetala 'Rosy'O'Grady'の交配から選抜されたもので、'Columella'seedling Doubleは東北のnurseryさんから昨年販売されたものを北海道のMさんが購入し栽培され、挿し木繁殖されたものを交換していただいたものです。

coldoubseed1.jpg Columella 50003


左の画像が'Columella'seedling Doubleです。花被に細い覆輪を掛けています。弱い香りがあります。
右の画像が’Columella'です。C.koreana var.fragransの血を引いてかこちらには香りがあります。
はたして、この交配から八重で香りのある'Columella'が誕生するでしょうか?楽しみです。


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コミヤマハンショウヅル(C.fauriei)の芽生え!!
BCSより入手のコミヤマハンショウヅル(C.fauriei)の種子、4/8〜6/21の期間、冷蔵庫の野菜室で低温処理をしていましたが、一部の種子が発根してきましたので、山草高山植物栽培用の用土を用いて植え出しました。

faurieibcs200807010001.jpg faurieibcs200807010000.jpg


画像は発芽してきたコミヤマハンショウヅルの芽生えです。このC.faurieiは日本の東北地方の亜高山に分布しているコミヤマハンショウヅルより採種された種子よりの実生苗ではなく、ヨーロッパで栽培されている株より採取されたものの様です。複葉は1回3出複葉ですが、BCSの種子が入っていた袋の説明書きによれば、花色は赤紫系で、香りがあるとのことです。開花は数年後になると思いますが、どのような実生苗なのか楽しみです。

faurieimi200807010002.jpg

 こちらの画像は、blog友達のMさんに頂いた日本原産のコミヤマハンショウヅルの挿し木苗です。
まだ、新芽の動きはありませんが、上手く発根していましたので、遠からず新芽が伸びてくるものと思われます。Mさん貴重な品種、ありがとう御座いました。

追記(7/5)
Mさんより先日頂いたコミヤマハンショウヅルの挿し木苗、本日、根の状態をチェックするため鉢から出してみました。すると、細根が良く伸びていました。新芽の動きはまだありませんが、やがて芽が動いてくると思われます。活力剤としてHB101をよく与えています。何とか活着しそうです。Mさんありがとう御座います。
なお、センニンソウの挿し木、カルス化して挿し木苗が作れないという人もおられるようですが、例の200倍液のオキシベロンでよく発根しますよ。試してはいませんが、発根剤なしでもいけるかもしれません。一般的に、発根剤の濃度が高かったり、時間が長すぎるとカルス化するようです。台木用に使うには、挿し木して1月ほどで発根してきますので、十分に発根したところで、接木の台木にされると良いと思います。形成層の部分に縦に切れ目を入れ、これに楔形にカットした接ぎ穂を入れ紙テープなどで、固定すればOKです。私は、形成層を密着させるため、紙テープの上から輪ゴムを切ったゴム紐を巻いて固定していますが、紙テープだけのものよりも成績がいいようです。
ご参考までに・・・・・。

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C.alpina 'Stolwijk Gold'の自家受粉の種子
alpinastlwijkgold200807040000.jpg

今日の東京は気温が高く、蒸し蒸しする一日でした。ビニールポットに植え出した壷の実生苗などを見回りましたが、4/19に自家受粉したClematis alpina 'Stolwijk Gold'の果球が急に熟し始めていました。果球の種子をルーペで観察すると、中には、熟して褐変化したものもありました。そこで、急遽、果球を採取することに致しました。
画像の左が不稔種子で、右が稔性種子です。稔性種子の比率は110/240 x 100=45.8(%)でした。
'Stolwijk Gold'は黄色味を帯びたゴールドリーフのブルー系の半八重の花ですが、この自家受粉の実生からはどのようなF1,F2が生まれるのでしょうか。開花は数年後になると思いますが、楽しみです。
因みに、C.alpina 'Stolwijk Gold'の2007年、開花の画像はこちらです。

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Clematis alpina 'Odorata'?の芽生え!
alpinaodorata20080701.jpg


香りのあるAtrageneの作出のためカナダの友人A氏にお願いして交換していただいたC.alpina 'Odorata'の種子ですが、3/20〜6/21の期間、冷蔵庫の野菜室で低温処理をしておりました。つい最近種子をチェックすると、其の一部が発根していました。そこで、6/21に市販の山草栽培用の用土を用いて、植え出したものが芽生えてきました。C.alpina 'Odorata'はUKのあるnurseryより苗が販売されておりますが、日本向けには輸出しておりません。入手が難しい品種の1つです。ただし、この種子、C.alpina 'Odorata'の種子にほぼ、間違いないと思われるが、C.alpina 'Ruby'の種子である可能性もあるとのことで、今年、再度送ってくれることになっています。いずれにしても頂いた種子が発芽してよかったです。

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’クリスパ・エンジェル’実生No.9が咲きました。
C.crispa 'Angel'seedling No.9が咲きました。
crispaangelseedling9200806300002.jpg crispaangelseedling9200806300000.jpg

ガク片の表側は白地に僅かに薄紫を帯びた淡桃の花で、香りがあります。花の大きさは、縦22mm、横35mmで、花梗の付け根側の壷の最大径は12mmです。
昨年の春にZIP播きで、発根させ2.5号ビニールポットで開花株にまで、育苗したものですが、つい最近、3号ロングポットに植え替えました。使用している用土は粒状培養土に赤玉小粒や軽石などを混ぜたものです。肥料は緩効性固形肥料を与えています。鉢をサイズアップすると2番花は多少大きな花が着くかもしれませんが、現在の所は、小ぶりの花ですね。

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花を斜め下から撮ってみました。全体的に淡色の花ですね。もう少し日を経るとガク片のカールが増してくるかもしれません。

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壷系、ピッチエリーの斑入り実生苗
 カナダの種屋さんのGardens Northより輸入の野生のC.pitcheriの種子よりの実生苗の1本に斑入りが出ました。

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昨年の春に発根し、育苗中のC.pitcheriですが、20粒播いた内の1本に斑入りが出ました。
初めは、殆どアルビノの状態でしたが、途中からクロロフィルを作るようになり、斑入りになりました。
上の方は緑色の葉が多いようですが、斑入りの葉も見られます。キメラではなく、遺伝的な斑なのでしょうか。2.5号ビニールポットで育苗しておりましたが、本日、3号ロングビニールポットに植え替えました。まだ、開花には至っておりませんが、どのような花が咲くのか楽しみです。

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秋色アジサイの挿し木
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昨年、デパートの園芸売り場や、ネットで購入した秋色あじさいですが、4/15に挿し木したものが発根しましたので、2.5号のビニールポットに植え出しました。挿し木の挿し穂は200倍に希釈したオキシベロン液剤(バイエルクロップサイエンス、主成分:IBA)で24時間処理し、赤玉小粒に挿しました。
画像の左が’西安’で、画像の右が’ジューン・ブライド’です。両方とも良く発根しています。

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こちらは南側の庭に地植えした秋色アジサイのジューン・ブライドです。西洋アジサイのアナベルは今年、沢山咲きましたが、地植えした時期が遅かったのか、この秋色アジサイは、新しい茎が14〜15本出ているのですが、咲いているのは1輪のみです。一寸、寂しいですね。
来年は、沢山咲いて欲しいです。

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C.texensis ' Red or Pink'seedlingの接木
一昨年の秋にKさんより頂いたC.texensis Red or Pinkの種子よりの実生苗(昨年の春に発根)、まだ、着蕾していないようですが、大分大きくなってきました。
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左の画像は4号ロングプラ鉢で栽培中のものです。右の画像は、6/15に接木繁殖のため芽の先端部分を切除した後、頂芽優先が破れ、腋芽が伸びてきたものです。

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左の画像は、センニンソウの実生苗の台木に、上のC.texensis Red or Pinkの実生苗より採取した若い芽の先端部分を接木したものです。接木は6/15に実施し、今日で9日目です。新芽が成長し始めていることから、或いは、接木が上手く行っているのかもしれません。また、右の画像は、別の株の少し木化した節を含む茎をセンニンソウの台木に接木したものです。腋芽が成長し始めてきています。(ただし、この接木の台木の根の付け根のには、徹底的に脇芽を潰したはずでしたが、赤い→で示した部分に新たな腋芽が出てきています。これは早い内に潰して置く必要がありますね。)
いずれにしても、結果は、もう少し時間が経過してみなければ、分かりませんが、なんとか、上手く行って欲しいです。今回は紹介していませんが、接ぎ穂がC.texensisで、台木がバイタルバ系のボタンズルを用いた接木も試しています。
 一般的にC.texensisの挿し木による栄養繁殖は難しと言われており、繁殖は株分けや実生によって行われているようです。また、一部には接木繁殖も行われているようですが・・・・・・。
ドイツのnurseryでは、接木繁殖は増殖や開花株に到達するまでの生育期間の短縮の手段として盛んに用いられていますが、日本では、趣味家の方々の間では、挿し木は良く試みられているようですが、接木はちょっとハードルが高いと言う話をしばしば耳にいたします。何とか、技術を一般化し、趣味家の方々が、手軽にトライできるレベルにしたいですね。
 なお、1般的にC.texensis系の挿し木が難しいされている理由として、挿し穂の水揚げが他の系統より悪いためなのか、節間分裂組織の活性が他の系統より低く、発根しずらいたのか等の理由が考えられますが、今回、挿し穂をC.texensisのRed orPinkの実生株より採取し、発根剤としてオキシベロン(主成分IBA)を用いて、少し試しています。
それらの結果は、いずれまた・・・・・。

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低温処理中のC.fauriei(コミヤマハンショウヅル)の種子、一部発根!!
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 UEにお住まいのGさんにお願いしてBCSより入手していただいたC.alpina ssp.ochotensis var.fusijamana form fauriei (コミヤマハンショウヅル)の種子ですが、4/8より冷蔵庫の野菜室で低温処理をしておりました。本日、チェツクすると、2/40 x 100=2.5(%)と、まだ低い発根率ですが、一部発根していました。今後、日を経るに従って、発根率が上がってくると思われます。
BCSの説明書きによれば、母株は赤紫系(プラム・パープル)の花の様です。今回は、貴重な種子故、大事を取って、ジベレリン処理はしていません。出来るだけ自然に近い状態で発根・発芽させたいと思います。どのような、実生株が生まれるて来るのか楽しみです。また、昨日、blog友達のMさんより貴重なコミヤマハンショウヅルの挿し木苗が届きました。完全な(1回)3出複葉のコミヤマハンショウヅルです。
複葉の形は我が家にあるC.koreana 'Blue Eclipse'やC.koreana 'Brunette'に似ています。これらの葉も(1回)3出複葉です。それと我が家にあるC.macropetalaではC.macropetala 'Ballet Blanc'が(1回)3出複葉ですね。探しに探しても、中々入手できなかったC.fauriei(コミヤマハンショウヅル)ですが、お2人のblog友達の方々のお陰で、目出たく目的のコミヤマハンショウヅルを入手することができました。枯らさないよう最善を尽くします。また、この場をお借りして、お二人の方に心よりお礼申し上げます。GさんMさんありがとう御座いました。貴重な遺伝子源として使用させていただきたいと思います。

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Atrageneの挿し木 4
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5/14〜5/17に掛けて挿ししたAtrageneが発根してきましたので、本日、2.5号ロングビニールポットに、山草栽培用の用土を用いて、植え替えました。

結果は'Wesselton':4/5=80%,'Maria':2/3=66.7%,
'Violet Purple':1/1=100%,'Georg':1/1=100%
でした。

現時点で未発根の物も元気ですので、遠からず発根してくるのではないかと思われます。
緩効性固形肥料を少量与え、半日陰の場所で、活力剤を水代わりに与え、栽培します。
因みに、発根剤はオキシベロン(主成分IBA)液剤の200倍腋に、挿し穂を24時間つけて、吸水させた後、赤玉小粒に挿しています。置き場所は雨や直射日光の当たらない場所が良いでしょう。

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アナベルとギボウシ「寒河江」
地植えのアナベル、我が家には2株あるのですが今が盛りと、咲いています。巨大ギボウシの寒河江(サガエ)の蕾みも上がってきました。

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梅雨の時期の花と言うとアジサイですが、我が家ではアナベルの他、秋色アジサイの西安、とジューン・ブライド、柏葉アジサイと緑色の花のアジサイを庭に地植えにしているのですが、柏葉は余にも大きくなりますので、思いきって切り詰めたところ、今年は1本のみ花が上がりました。葉ばかり様になってしまいった様です。秋色アジサイの西安のほうは庭に下ろしたのが、今年の春になってからであったことが影響しているのか、まだ、花が上がってきていません。ジューン・ブライドの方は一輪花が上がってきました。緑色のアジサイ、南側では作落ちして、調子がよくありませんでしたが、今年、北側に移したところ少し調子が出てきたようです。それぞれ好きな場所があるようですね。
 巨大ギボウシは、大いばりで葉を広げ、蕾をあげてきました。昨年は雹が降った時に、葉に穴が開き、悲惨な状態でしたが、今年、今の所、大丈夫のようです。

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壷系のうどん粉病対策!
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気温も次第に高くなる傾向にあり、壷系のクレマチスを栽培されているところでは、うどんこ病に悩まされることが多い今日この頃ではないでしょうか。
最近は、HCなどで入手し易いベノミルやチオファネートなどのベンズイミダゾール系の農薬に耐性のうどん粉病が増えているようです。そんなわけで、うどん粉病が発生した場合、これらの薬剤を散布しても効果がほとんど認められない事例が増えているようです。私の所でも、壷の実生苗などを栽培しておりますので、やはりうどん粉病は避けては通れないことです。
画像にも示しましたが、私の所では、現在画像の3種類の薬剤を輪番で散布し、予防と治療に勤めています。幸い、これらの薬剤の効果はてきめんで、今の所、うどんこは押さえ込まれている様です。
これらの農薬、生育のステージや植物の種類によっては薬害の出やすいものもあるようです。
注意書きを熟読され、不明の場合はメーカーや農業改良普及所などの機関に問い合わせるなど、してください。また、散布の際は、目に刺激性のものもありますので、十分な防護をされた方がよろしいかと思います。

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