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The Atragene World

Atrageneや,viornaグループの種子の発根発芽育苗方法や挿し木や接木などの栄養繁殖法についてレポートします。また、山野草、クリスマスローズ等についても紹介します。

オークションで入手のゴールドの種子、無菌播種して見ました。 

今日は画像がありません。
今年は天候の性か種のない子房や未熟の種子が多いですね。
数日前ですか、オドルスの未熟種子を採取して無菌播種しました。
白色の未熟種子は培地の養分を吸収して黒い通常の種子へと生長しつつあるようです。
さて、ここ数日の出来事をメモ書き風に綴ります。
オークションで入手のクリスマスローズ、goldの種子、殺菌済みで、湿らせたパーライトを入れたZIP袋に入れられた状態で到着しました。現在それらは、高温処理による追熟を行っています。
今日も数種類のゴールド系の種子が到着しました。
数日前、この種子の一部を次亜塩素酸ナトリューム液で殺菌して、無菌播種したのですが、真菌の芽胞が市販の一般的な農薬では死滅していなかったのか、種子の表面に菌糸のコロニーが出てきてしまいました。
この様な場合、次亜で再殺菌しても数%は救出可能ですが、私の経験では組織の内部に侵入した病原性の真菌の無菌化は通常の殺菌のみでは極めて難しいです。幸い、抗生物質と酵素阻害剤の応用で無菌化しましが、・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
この様に日ごろいろいろいたずらしています。
さて、sd gold やdd goldの人気は可也のの物で、開花株の良いものは極めて少いためか、高価にて取引されているようです。この様な事情からかこれらの種子も可也高価で取引されています。しかし、開花株に比べると、高いと言っても1粒、数千円程度ですから安い方だと思います。
残念ながらdd goldの優秀個体の株は持っていません。今年はsd gold x dd goldやdd gold x dd gold やsd gold x sd goldの種子を何種類か購入しました。これらの種子、上手く発芽させ、育苗して開花させたいとおもっています。
無菌播種  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

クリスマスローズゴールド系sd、ddの種子、高温処理開始! 

我が家のクリスマスローズ、semi-doubleのゴールドの自家受粉の種子とpale yellow with golden nectariesに室温で約2ケ月間乾燥保存したsemi-doubleのゴールドの花粉を受粉したものの種子はまだ熟しておりませんが、既に収穫済みのゴールド系やオークションで入手のゴールドのsdやdd、そして頂き物のゴールド系の逸品の種子、など合わせると25~30種類程になりました。そこで、種子を抗真菌剤で処理し、湿らせたパーライトを入れたZIP袋に封入し、高温処理を開始することにしました。

画像はコンテナーボックスに小動物保温用のサーモ付きヒータをセットしたもので、蓋をして27~30℃の温度で1ケ月間
保ち、種子の追熟を図りたいと思います。その後は冷蔵庫の野菜室に移し、低温処理によるバーナリゼイショーンを施し、発芽させたいと思います。

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こちらは我が家のゴールドのセミダブルですが、ガク片の基部にミスト状に小さな斑点が入るのが欠点と言えば欠点です。
自家受粉の種子、僅かですが獲れそうです。スポットのない丸弁整型のピューアなsd goldやdd gold、出て欲しいですね。

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壷系のクレマチスが咲き始めました。 

クリスマスローズの開花期も終わり、早いものは種子の収穫の時期になって来ています。
我が家では今年は、ダーク、ブラック系八重とゴールド系セミダブルを使用した交配を行いました。
また、オークションなどでゴールドのsd やddの数系統の交配種子を入手し、それらの種子に高温処理による追熟を図り、早期発芽をさせたいと思っています。
一方、家の北側で鉢栽培している壷系のクレマチスが咲き始めました。濃桃や紫系の小さな風鈴のようなクレマチスの花が風に揺れて可愛いです。これらの花の大多数は数年前に種の状態で頂いた物を育成したものです。
花友だちの方々に感謝いたします。
以下、開花中の壷の一部の画像を載せます。

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桃の君実生

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浮船

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茜の壷実生
壷系、その他  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

クリスマスローズ、helleborus vesicariusの組織培養 

気難しい難物の原種として有名なhelleborus vesicariusの双葉苗を入手いたしましたが、夏の蒸し暑さで地上部が枯れ、強制休眠に入ってしまうことも予想されます。そこで、株の保存も兼ねて無菌化し、保存することに致しました。
しかし、ご承知の通り、ベシカリウスの本葉は無茎種の様に双葉の間から出るのではなく、地中にある茎と根の生え際からでるらしいのです。培養すべき組織が地中にあるということは、内生菌や植物病原菌に汚染されていることが多く、無菌化の難しさが予想されますが、このままポットの状態で置いても、生き残る保障は有りません。
日ごろの経験を生かして、トライしてみることにしました。

2枚目の画像はポットに植わっていたベシカリウスの苗をbare rootingしたものです。
苗は2.5号のビニールポットに植えられておりました。ポットの土を播けて見ると、胚軸(?)は更に、地中に5cmほど伸びておりました。本葉の出て来る位置を双眼実体顕微鏡を用いて探したのですが、この生長のステージでは判別が不可能でした。そこで、芽の出て来る可能性のある部分を大きく摘出し、培養を開始することに致しました。

3枚目の画像は組織を分割した位置を示しています。

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ベシカリウスのポット苗

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こちらは3枚目の画像のブロックAを培養したものですが大きな変化はありません。

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こちらはブロックBを培養した物ですが組織の増殖が観察されました。

培養する組織が地中にあるためバクテリアや真菌に汚染されていることが多く、無菌化は難しいのですが、上手くいったみたいです。
なお、ブロックCは3分割して培養中ですが、何ら変化が有りません。


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クリスマスローズ、ゴールド系種子がいろいろ 

クリスマスローズ、早いものは種子が採れ始めています。
自家採取のゴールド系やオークションで落札のもの、それにご好意での頂き物のゴールド系の種子が集まってきています。
ゴールドのss、sd、dd等のセルフ等などいろいろです。
我が家では、Ashwoodのss系のゴールドのセルフ、丸弁整型のsdの花粉を使用したゴールドの交配の種子等が獲れ始めました。

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画像の種子はその一部で、殺菌後、高温処理によって追熟を図り、その後の低温処理によって種子の休眠を破り発根発芽させたいと思います。

pale yellow with golden nectaries、 遅咲きで、昨日も1輪咲きました。花をよく観察するとまだ、花粉が出ておりませんでしたので、ピンセットを用いて除雄し、2ケ月間室温で乾燥保存した花粉を授粉致しました。今日、観察すると子房が膨らみ始めていました。
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クリスマスローズ、helleborus x hybridusの茎頂培養(続報) 

クリスマスローズの場合、成長の旺盛なこの時期、バルブの腋芽および頂芽は内生菌に汚染されていることが多く、マニュアル通りにPPMを使用しても無菌化が極めて難しいことがあります。
PPMは抗生物質と異なり耐性菌が出来難いと言うことですが、helleborusの場合は、マニュアル推奨の方法では成功率が極めて低いため処理方法について再検討を行いました。その結果、helleborusの茎頂の無菌化が高い確率で可能になりました。
以下、3月7日に採芽を試みたものの現在の様子を画像で紹介します。

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クリスマスローズ、Helleborus x hybridus ss pale yellow with golden nectaries の子房他 

3/7より、室温で乾燥保存していたsd yellow with golden negtariesの花粉をss pale yellow with golden nectariesに4/28に授粉いたしました。先日その子房が膨らみ始めた画像をUPしました。
今日、観察すると子房が更に大きくなっていました。
下の2枚の画像はネクタリーが脱落して、子房が生長しつつある種親の花の画像です。
今回用いた優秀逸品花、丸弁整型抱え平開咲き、sd ゴールドは自家受粉の捻性が多少低いのが欠点と言えば欠点かもしれません。

この捻性の低い原因が染色体の異数性に起因するものであれば、稔性を回復させるためには in vitro 系でオリザニン等の染色体倍化剤を使用する必要があるかもしれませんね。
ちなみに、文献によれば、Helleborus x hybridus にはコルヒチンは無効との報告もあります。

果たしてこの交配、無事、捻性のある種子が出来るのか否か、暫く観察を続けて見たいと思います。

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交配済みの花の子房が元気に成長を続ける季節となりました。
私のところでも、Dark,Black,Gold系の交配をいろいろしています。

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こちらは野田交配のdd Darkにdd matte Blackの花粉を交配したものです。先に、この株はご紹介済みですが、結構良い個体です。

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こちらは、G. Birkinのdd slate blueの実生より選抜した株にdd matte Blackの花粉を交配したものです。
購入した6株の内1株が未開花、ss dark系が2株,
dd Dark,Black系が3株でした。この株は、3株の中で最も黒い個体です。良いF1,F2が分離してきて欲しいです。
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オークションで入手のクリスマスローズ、hercegovinus 

今年、某オークションで落札したこのHelleborus multifidus subsp. hercegovinus,完全な銅葉ではありませんが、葉脈が暗赤紫色に着色しており、普通の緑色のとは異なる風格を持った個体です。
入手時はビニールポットに植えられており、徒長気味でしたが、植え替えて鉢増しし、カリ、燐酸分を多く含む肥料を与えて栽培したところ株が大分確りしてきました。
この種、暑さに弱いそうなので、スリットロングの7号鉢を用いて、内側はクリスマスローズノ栽培用用土、外側は蝦夷砂の大粒の2重構造にしています。何とか蒸し暑い東京の夏をやり過ごして欲しいものです。そして、願わくは、近年中に開花して欲しいものです。

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室温で乾燥保存のsd goldの花粉を用いたss pale yellow with golden nectariesの交配、子房が膨らんできました。 

今回、3/7に採取し、マイクロテストチューブに入れ、シリカゲルにて乾燥し、室温にて保存していたsd goldの花粉を用いて
4/28,ss pale yellow with golden nectariesに授粉を試みました。交配後、今日で3日目ですが、受粉が上手くいったのか、子房が少し大きくなってきました。
保存中の花粉を蔗糖を含む寒天プレートに播き、花粉が発芽して花粉管が伸びる様子を顕微鏡で確認していませんが、
柱頭部分より何らかの植物生長調整物質が分泌され、子房が膨らみ始めたものと思われます。
冷蔵庫保存では3ケ月ほど保存が可能と言うことですが、室温保存のこのクリスマスローズ sd goldの花粉は既に50日ほど経過しょうとしています。室温保存でも2~3ケ月保存可能であれば、冷蔵庫に保存する手間が省けますね。
今後果たして無事、発芽可能な種子が得られるかどうか観察を続けてみたいと思います。

こちらは種親の画象です。

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こちらは花粉親の画像です。

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クレマチス・カリゾエンシスの接木繁殖! 

毎年のことですが、私の庭では夏の暑さと、冬の霜柱による害で多くのアトラジェン系のクレマチスがお星様になっていますが、今年の被害は例年より甚大の様です。
さて、庭の実生群の整理をしていて、手ごろな大きさのボタンズルの挿し木苗を見つけましたので、Clematis carrizoensisの蔓を接木してみることにしました。
良い接木の台木が確保できれば、クレマチスの接木はバラの接木と同じ位簡単です。
台木には根の確りしたものを選びましょう。因みに、クレマチスの接木の台木としては、私の経験では、この他日本に自生しているセンニンソウも使えます。また、EU圏に自生しているバイタルバも使えますよ。

画像は4/28に接木したもので、先端の芽と第2節目の芽を接木しています。挿し穂と台木の形成層を密着させ、萎れないようにZIP袋などで保湿しておけば、今の時期なら1~2週間で接合部が融合します。
私のラボではC. carrizoensis 矢C.akoensisの成長点培養による増殖も試みていますが、装置などの点で、一般の人には、難しいかもしれません。
接木による繁殖は手軽に出来ますので、挿し木が比較的難しい壷系の繁殖等に用いてみると面白いかもしれませんね。

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Clematis carrizoensis  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

クリスマス・ローズ、これって真菌性の病気! 

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ガク片の枚数が6~7枚のH. x hybridus ss yellow with golden nectaries(red flash) にsd goldの花粉を授粉した花のガク片および子房壁に黒褐色の斑点が現れて来ました。指で子房を触ると、子房の内部には種があるようです。
この黒褐色の斑点が真菌性の病気によるものなのか、或いは、完熟間近のサインなのか不明です。
予防のため灰色カび病の特効薬、セイビヤ・フロアラブルを散布しました。


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2枚目の画像はゴールドダブルの遺伝子を持ったss gold double hybridの花粉を授粉したものです。
いずれの花も受粉は3月の初めに授粉しています。
不思議なことにこちらの花には黒褐色のスポットが現れていません。
原因不明のため暫くの間、様子を観察してみることにしました。


こちらは種親の開花時の様子です。

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H x hybridus ss gold  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Helleborus x hybridus ss pale yellow with golden nectaries の柱頭拡大。 

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ガク片の黄緑色は次第に薄れ、淡黄色に変化してきました。
4/27、除雄をして保存中のsd goldの花粉を柱頭に付け、授粉を試みました。2枚目の画像の赤丸は柱頭部分の拡大です。
柱頭部分に花粉が確り付いているようですね。

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こちらは花の付け根の部分すなわち、花梗部を撮ったものですが、こちらもpale yellowですね。
この花の色、今年購入のddの遺伝子を持っていると言う、ss gold double hybridの親株の花の色に似ているようです。
因みに、この株を購入したときに添付されていた親株の画像はこちらです。

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H x hybridus ss gold  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top